ロシア軍は「イスカンデルM」「S400」に加え、北朝鮮製ミサイルで攻撃した可能性あり=ウクライナ空軍
ウクルインフォルム
ウクライナのイフナト空軍司令部コミュニケーション局局長は30日、ロシア軍は同日未明の大規模航空攻撃の際、「イスカンデルM」や「S400」をはじめとする、様々な種類の弾道ミサイルでウクライナを攻撃したとし、北朝鮮製の「KN23」も使用した可能性があると発言した。
イフナト局長がテレビ番組出演時に発言した。
イフナト氏は、「リヴィウやクリヴィー・リフで非常に深刻な被害が出ている。他の地域も攻撃された。今日、攻撃の地理範囲は広範だった。最も多かったのはキーウ州で、最大数の弾道ミサイルが飛来した。そしてリヴィウ州には敵が大量の巡航ミサイルを向けた。ウクライナ西部には巡航ミサイルは届くのだが、今日敵が使用した弾道ミサイルは射程が限られているのだ」と述べた。
同時に同氏は、今回ロシア軍は対艦ミサイル「オニクス」や「ツィルコン」も使用したと伝えた。
同氏はさらに、「そして『イスカンデルM』『S400』『KN23』もだ。北朝鮮のミサイルでさえ、今回報告に登場している。私たちの報告に長い間登場していなかったが、今日現れた北朝鮮のその改修型のミサイルの使用の可能性を、私たちの情報機関が排除していないからだ」と語った。
加えて同氏は、ロシアは様々な種類の弾道ミサイルを組み合わせて使用しており、ウクライナ側は迎撃ミサイルの不足のため、現在それを撃墜するのが困難だと説明した。
そして同氏は、「敵は従来の弾道ミサイル『イスカンデルM』を『S400』で薄めている(編集注:混ぜて使っている)。それ(編集注:S400)は対空誘導ミサイルであり、対空用に(編集注:発射されるはずの)ものだが、彼らは地上に対して発射している。そして『KN23』については現在不明であり、使われたかどうかの情報はないが、(編集注:使用された可能性は)排除はされない」と補足した。