トゥスク・ポーランド首相、ロシアのミサイル「Kh101」が同国領に落下した可能性に言及
トゥスク首相がルブリンでの危機対策本部の会議の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
トゥスク氏は、「全てのことが、それがロシアのミサイル『Kh101』であったことを示している」と発言した。
また同氏は、関係当局が事件の詳細を調査していると述べた。
同氏はさらに、前日、ルブリンでゼレンシキー・ウクライナ大統領と長時間にわたり会談していたことを「かなり異例な一致」と形容した。そして同氏は、ゼレンシキー氏との会話はとりわけ「ロシアからの脅威を踏まえた、対ミサイル防衛、空の連携の分野におけるポーランドとウクライナの緊密な協力」に関するものだったと述べた。
その際同氏は、「ゼレンシキー大統領は昨日、ロシアがウクライナに対して大規模攻撃を行うという確実な情報があること、空からの攻撃をはじめ、ロシアのウクライナに対する攻撃のエスカレーションについて、根拠ある懸念が存在することを、私に警告していた。私たちはまた、現代的な対ミサイル技術の分野でのポーランドとウクライナの協力を今後も発展させていくことで合意した。私たち皆がよく知っている様々な緊張や感情がある中でも、私は、次のことを非常に明確に強調しておきたい。(ポーランド)政府は、ポーランドとウクライナの空の安全に関するウクライナ側との緊密な協力に取り組んでいく」と強調した。
同氏はまた、ポーランド軍が「ウクライナが自国領土の上空でロシアのミサイル、砲弾、無人機を効果的に破壊できるよう援助することがいかに重要であるかを、とても良く理解している」と述べた。
そして同氏は、「私たちがウクライナへのさらなる支援、特に空中でロシアの目標と戦うために必要なあらゆるものを供与することについて話す時、それは単に連帯だけでなく、単にこの戦争でのロシアの勝利を望んでいないからだけでもなく、何よりもそれがポーランドの安全に直接的な影響を与えるからなのだ」と発言した。
その他、ノヴァク・ポーランド軍作戦司令部司令官は、ウクライナの戦闘機がロシア軍の本日未明の攻撃の際、「ポーランドに向かって飛んでいたミサイルを、まさにポーランド国境のすぐ近くで迎撃しようとしていた」と報告した。
トゥスク首相は、「そのこともまた、同盟国との私たちの協力がいかに重要であるかを示している」と指摘した。
これに先立ち、30日、ポーランドのトゥスク首相は、ロシアによるウクライナ西部への大規模ミサイル攻撃の際、ポーランドの領空侵犯が発生したと報告していた。ポーランド・ルブリン県にてポーランド軍が未知の飛行物体の落下したと見られる場所が発見されている。
ウクライナのシビハ外相は30日、前夜のロシア軍によるウクライナへの大規模航空攻撃の際に、ロシアの巡航ミサイル「Kh101」が国境を越えてポーランドに侵入したと報告していた。