ウクライナ国家警護隊の調達で1億5000万フリヴニャ超の横領、8名に容疑通知

写真
ウクルインフォルム
ウクライナ国家警護隊の調達で1億5000万フリヴニャ超の横領、8名に容疑通知
ウクライナの政権高官の汚職犯罪捜査・起訴に特化した機関「国家汚職対策局(NABU)」と「特別汚職対策検察(SAP)」は21日、ウクライナ国家警護隊の1億5000万フリヴニャ(編集注:約5億5000万円)超の横領に関与した8名に対して容疑通知を行った。

NABU広報室が公表した

NABUは、容疑通知の対象者は国家警護隊総局の幹部(物流局副局長、中央生産技術補給基地所長、同副所長)、一連の民間会社の事実上の所有者である事業者2名、傘下企業の1つの社長、共犯者として行動した評価会社2社の社長である伝えた。

捜査データによると、2024年に国家警護隊の隊員のための食料保管倉庫の調達の必要性が生じたところ、不動産を所有者から直接購入する代わりに、国家警護隊の幹部たちは事業者らと共謀したという。事業者は必要な建物を傘下企業で取得し、1億4300万フリヴニャ以上不当に吊り上げた価格ですぐに国家警護隊へ転売したという。

NABUは、不正取引に偽の合法性を与えるため、共謀者らは『謝礼』と引き換えに財産評価報告書を偽造する評価会社を関与させ、得られた資金はダミー会社を通じて流出させ、計画の参加者間で分配したと報告した。

さらにNABUは、これら事業者らは国家警護隊の幹部らと共謀し、部隊向けの太陽光発電機や装甲兵員輸送車用のタイヤなど、その他の調達においてさらに700万フリヴニャ超の資金を横領したと伝えた。

そしてNABUは、「国家警護隊の職員らは、違法な収入を得て、資産状況を著しく改善させた。具体的には、彼らはプレミアムクラスの自動車(2024年製造のメルセデスベンツAMG GLE、2021年製造のトヨタ・ランドクルーザー300、2019年製造のアウディQ8)、キーウ近郊の建設予定地、首都の面積130平方メートル超のメゾネットマンション、ブコヴェリの30万ドル相当超のアパートメントを購入した」と報告した。

現在、これらの財産や事業者から押収された現金(34万ドル及び9万9700ユーロ)の差し押さえが命じられているという。

容疑を通知された国家警護隊の職員らは、NABUの捜査官らによる最初の宅内捜索実施後の2025年に、機関内調査の結果にもとづき、すでに停職処分を受けているという。

NABUは、捜査は継続中だとし、不正取引へのその他の人物の関与が特定されている。また、犯罪的手段により得られた資金の合法化の事実も確認されている。

容疑者の行為は、ウクライナ刑法第191条第5項(財産の着服、横領)に分類されているとのこと。

今回の発表を受け、ウクライナ国家警護隊は、NABU及びSAPの刑事手続に登場する幹部らは、2025年5月の最初の宅内捜索の後、すでに停職処分が下されているとテレグラム・チャンネルで表明した。

また国家警護隊は、その際内務省が機関内調査を命じたと伝え、さらに自らの権限の範囲内で法執行機関へ必要な全ての情報を提供したと表明した。

写真:NABU


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

オンラインメディア主体 メディア識別番号:R40-01421.

© 2015-2026 Ukrinform. All rights reserved.

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-