全面的侵攻開始から100日 ゼレンシキー宇大統領「ロシア軍に残ったのは、犯罪、恥、憎悪のみ」
ウクライナのゼレンシキー大統領は、いわゆる「世界第2の軍」と呼ばれたロシア連邦軍がウクライナへの全面的侵攻を始めてから100日経つ中で、同軍に残っているのは、戦争犯罪、恥、憎悪だけだと発言した。
2022年6月4日
ウクライナのゼレンシキー大統領は、いわゆる「世界第2の軍」と呼ばれたロシア連邦軍がウクライナへの全面的侵攻を始めてから100日経つ中で、同軍に残っているのは、戦争犯罪、恥、憎悪だけだと発言した。
2022年6月3日
欧州連合(EU)は、ウクライナからEU市場への輸出品への全ての関税を1年間免除する決定を公表した。
ウクライナ東部ルハンシク州軍行政府長官は3日、同州ではシェヴェロドネツィクで激しい戦闘が続き、隣接するリシチャンシクではロシア軍からの砲撃で市民が1名死亡したと伝えた。
ウクライナのマリャル国防次官は2日、ロシアは長期的戦争実施への準備をしており、銃器やミサイルの製造態勢を強化しようとしていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、キーウの大統領府前で撮影した動画を公開し、ウクライナの軍、政権、国民はウクライナをすでに100日間守っていると述べた。
ヘルソン市とヘルソン州複数自治体では4日連続で通信・インターネットが遮断されている。ロシア占領政権はヘルソン市のパスポート・センターを占拠した。
ロシアが占領するウクライナ南部ザポリッジャ州の港湾都市ベルジャンシクにて、2日を通じて10回以上の爆発音が確認された。
2022年6月2日
ウクライナ外務省は、ロシアがまずウクライナ食料輸出の妨害に向けた最初の一歩として、ウクライナ領土周辺の海上の軍を撤収させ、港や貨物船を攻撃しないという安全保証を与えなければならないと主張している。
ウクライナ東部ルハンシク州臨時州都シェヴェロドネツィクにて、ロシア軍が同市の大半を制圧する中、ウクライナ軍は同市の産業地区を維持。ドネツィク州では、ロシア軍は前日戦車、多連装ロケットシステム「ウラガン」「スメルチ」、榴弾砲、迫撃砲で11回砲撃を行った。また、西部リヴィウ州へロシア軍によるミサイル攻撃があった。
ウクライナ国防省は1日、ヘルソン州の複数自治体をロシア軍から解放(脱占領)したことを認めたが、詳細については発表を控えた。
2022年6月1日
ウクライナ南部ヘルソン州の占領を続けるロシア占領政権は、同州のウクライナの電話通信やインターネットを遮断した。
ウクライナのモトゥジャニク国防報道官は1日、ロシア軍の主要な目的は引き続き、ルハンシク州とドネツィク州の州境まで到達することだと報告した。
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は1日、ロシア軍砲撃にて破壊された建物の写真を公開した。
米国の次回の対ウクライナ安全保障支援に、ウクライナが求めていた高機動ロケットシステム「ハイマース(HIMARS)」が含まれることがわかった。
スロバキアのチャプトヴァー大統領は5月31日、ウクライナへの155ミリ口径自走榴弾砲「ズザナ2」を供与すると発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア軍との戦いで、ウクライナ軍人は毎日60〜100人死亡しており、約500人が負傷していると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は5月31日、欧州連合(EU)加盟国がロシアからの石油の輸入を制限することに同意したと報告し、それはロシアを現代経済の脇に追いやるものだとコメントした。
2022年5月31日
アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問は、東部マリウポリ市にて、当時ウクライナ軍人が防衛拠点としていた製鉄工場「アゾフスタリ」へのヘリによる救援物資の補給時の様子だとする動画を公開した。
ウクライナに駐在するG7各国大使は30日、ロシアが占領するウクライナ領にて住民を選別と拘束を行うために設置している通称「濾過(ろか)キャンプ」の情報につき、強い懸念を表明した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、ロシア軍が現在ウクライナ東部に最大限の戦力を集結させており、情勢は極めて困難だと発言した。
30日、ルハンシク州では、ロシア軍からの攻撃により民間人が少なくとも2名死亡、40軒以上の建物が損傷した。
ウクライナは、米国から多連装ロケットシステム「MLRS」を受け取る場合、その際に提供されるのはロシア領の深い地点を攻撃できる300km射程のものではなく、70km射程のものとなる。
欧州連合(EU)加盟国は、ロシア発石油の部分的禁輸を導入することで合意に達した。また、今回の対露制裁は、その他、ロシア最大の国営銀行「ズベルバンク」をSWIFT(国際銀行間通信協会)から除外し、追加で3つのロシア国営メディアを禁止する。
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、キーウ(キエフ)を訪問したコロナ仏外相と会談した際に、ロシア侵略との戦い、武器提供、ウクライナの欧州統合サポート、対露制裁強化につき協議を行った。
2022年5月30日
コロナ仏外相は30日、フランスはプーチン露大統領とのコミュニケーションチャンネルを維持し、ウクライナ・ロシア間協議の仲介者となる準備があると発言した。
30日、ロシア軍からの砲撃によりフランス記者が死亡したことを受け、ウクライナ東部ルハンシク州からの避難が停止された。
キーウ(キエフ)州マカリウ近郊の3月にロシア軍が占領していた地点にて、新たに民間人の遺体が発見された。
ロシア占領政権は、武力制圧したウクライナ東部マリウポリにて、盗んだ金属をロシア領ロストフ・ナ・ドヌーへ向かうロシア貨物船へと搭載している。
ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、ハルキウ州の前線地域を訪問し、軍人へ叙勲を行った。ゼレンシキー氏がキーウを離れるのは、2月24日のロシア軍全面侵攻開始以降、今回が初めて。
ロシア軍の侵略を受けるウクライナでは、東部のルハンシク州で臨時州都シェヴェロドネツィクとリシチャンシクを巡り激しい戦闘が続いている。また、ドネツィク州では、ロシア軍が戦車、榴弾砲、迫撃砲、多連装ロケットランチャー「グラート」による砲撃を続けている。