ロシアが大規模攻撃に戻るなら、ウクライナは鏡写しの対応をする=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、過去2日間、ロシアによる大規模攻撃がなかったことに応じて、長射程攻撃を自制したとしつつ、もしロシアが大規模攻撃を再開するなら、ウクライナは鏡写しの対応をすると伝えた。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの中で発言した。
ゼレンシキー氏は、「現時点で、今日はミサイル攻撃や空爆といった大規模攻撃がなかったことは喜ばしい。しかし、前線地域や前線付近の自治体には平穏はなかった。ロシアは、彼らにとって重要ないくつかの方面で襲撃活動を続けている。砲撃があり、前線では様々な種類の無人機攻撃があった。昨日と今日の2日間で、既に150回以上の襲撃行動、100回以上の砲撃、そして更に約1万回の自爆型無人機による攻撃があった」と報告した。
また同氏は、ロシア軍は前線では停戦を守っておらず、遵守の試みさえ特にしていないと指摘した。
同氏はそして、「私たちの全てのウクライナの部隊は、鏡写しに行動しており、必要な方法で私たちの陣地を守っている。私たちの長距離制裁に関しては、昨日と今日、ウクライナはロシアによる大規模攻撃がなかったことに応じて、長射程攻撃を自制した」と伝えた。
その上で同氏は、ウクライナは今後も同様に「鏡写しの対応」をしていくとし、「もしロシア人が全面戦争(編集注:全面的な大規模攻撃の意)に戻ることを決めるなら、それに対する私たちの『制裁』は即座かつ実感されるものとなる」と強調した。
同氏はさらに、「なお、距離の意味はますます小さくなっている。私たちはそれを自らの長射程能力で示した。ウクライナはこの点に関して、常に明確かつ誠実に行動している」と発言した。
写真:大統領府