ロシア軍はウクライナ南部でミサイルと無人機による攻撃件数を急増=宇報道官

ロシア軍はウクライナ南部でミサイルと無人機による攻撃件数を急増=宇報道官

ウクルインフォルム
ウクライナのヴォロシン南部防衛戦力報道官は3日、9月を通じて、ロシア軍はウクライナ南部方面での航空攻撃を著しく強化したとし、ミサイル攻撃の数は47%増加したと伝えた。

ヴォロシン報道官がウクルインフォルムにコメントした。

ヴォロシン氏は、「敵はミサイル攻撃の数を47%増加させた。9月のミサイル攻撃は計34回、8月はわずか23回であった」と語った。

また同氏は、シャヘド型の(自爆型)無人航空機の使用回数も2倍以上に増加したとし、8月には439回であったのに対し、9月にはその数が916回に達したと伝えた。

同氏は加えて、FPV無人機での攻撃件数も増加したとし、「8月は1万6351機であったが、9月にはほぼ2万機となる、1万9586機のFPV無人機(での攻撃)があった」と報告した。

その際同氏は、ヘルソン州ではロシア軍は8月に7500回FPV無人機を使用したが、9月にはその数が8200回を超えたとし、ザポリッジャ州では8月に8200回のFPV無人機の攻撃が記録され、9月にはそれが1万1000回を超えたと伝えた。

同氏は、「さらに、敵はドニプロ川右岸の集落を中心に、無誘導航空ミサイルの使用も増加。南部では9月に敵は合計1642弾の無誘導航空ミサイルを使用し、プリドニプロウシキー方面でその数が若干増加した。具体的には、8月には1120弾の同ミサイルが使用されたが、9月には1250弾となった」と伝えた。

一方で同氏は、「ランツェト」型無人機の使用は約3分の1に減少したとし、さらに、9月に敵は247発の誘導航空爆弾と約100発の「ランツェト」型無人機を使用したと伝えた。

写真:ヴォロシン氏提供


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