ウクライナの大富豪4名、侵略開始でロシアを非難 残りは沈黙=報道

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ウクライナの「オリガルヒ」と呼ばれる大富豪たちの内、ヴィクトル・ピンチューク、リナト・アフメトフ、ヘレハ一家、セルヒー・チヒプコの4名がロシアによる対ウクライナ戦争を非難した。残りは沈黙している。

ウクラインシカ・プラウダ通信が特集記事を掲載した。同通信社は、オリガルヒとして知られる大富豪たちに問い合わせを行った。

https://www.epravda.com.ua/publications/2022/03/5/683321/

​​アフメトフ氏は、問い合わせに対して、「ロシアは間違いなく侵略国であり、プーチンは戦争犯罪者だ」と答えた。同氏はまた、現在ロシアには利益も株式も一切保有していないと伝えた。

ピンチューク氏は、ロシアを侵略国と、プーチンを犯罪者だとみなすと回答した。「全文明社会が思っているのと同じように(そう思う)」と答えた。

ピンチューク氏はまた、ロシアに金融面の利益は一切ないとし、「2019年4月以降、ロシアはウクライナのパイプに対して完全禁輸を行っており、2021年2月からは、鉄鋼に対しても禁輸をしている。2018年11月1日から、ヴィクトル・ピンチューク氏個人と同氏の企業はロシア連邦の制裁リストに入っている」と伝えた。

さらに同氏は、地震の基金と企業を通じてウクライナ国防省やボランティア団体と協力しており、軍人や領土防衛部隊のための防護品などの購入・供給を行っていると報告した。

「エピツェントル」グループの共同創設者、ハリーナ・ヘレハ氏は、現在ウクライナで起きている戦争は、ウクライナに対する犯罪であり、「プーチンは、ハーグにて、私たちの人々の涙、子供たちの命、破壊された町について罰せられねばならない」と答えた。

チヒプコ氏は、プーチンは戦争犯罪者だと思うかとの問いに、「そう思う。現在、他の回答はあり得ない。ロシアは侵略国であり、プーチンは間違いなく戦争犯罪者だ」と発言した。また、自身のビジネスはロシアに金融面の利益はないと答えた。

ウクラインシカ・プラウダは、その他のオリガルヒ、イーホル・コロモイシキー、ドミトロー・フィルタシュ、コスチャンティン・ジェヴァホ、ヘンナジー・ボホリュボウ、ヴァディム・ノヴィンシキー、オレクサンドル・ヤロスラウシキー、ユーリー・コシュークに質問したところ、回答はまだ得られていないと伝えた。


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