「ウクライナはポーランドとの互恵的なパートナーシップの準備あり」=シビハ宇外相
シビハ外相が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
シビハ氏は、現在のポーランドとの状況につき、「感情は脇に置く必要がある」と述べ、ウクライナは責任あるパートナーであり、欧州空間の一部だと強調した。また同氏は、歴史における複雑なページや相互関係における複雑な瞬間は「欧州大陸のそれぞれの国にあったことだ」と指摘しつつ、しかし、どのような緊張も否定的な傾向もロシアを利するものだとし、「ポーランドとの事例はそれだ」と訴えた。
シビハ氏は、「私たちウクライナは、平等で誠実な互恵的パートナーシップの準備がある。なぜなら、私たちはEUへの加盟への道においても、安全保障分野においても、お互いを必要としているからだ。ウクライナの安全保障はポーランドの安全保障でもあることは明白だ。それが絶対的なパラダイムだ。そして、首相が率いるウクライナ代表団がグダンスクの会議に参加したことも、この対話をさらに発展させる私たちの準備の表れだ」と発言した。
同氏はそして、双方が外交チャンネルを開放し続けていると伝えた。
また同氏は、ポーランドは全面侵攻の開始当初からウクライナ支援における主要国の1つであったとし、グダンスクでの会議の重要性を指摘した。同氏はそして、ウクライナはポーランド側が復興に参加することにも期待していると伝えた。
同氏はその上で、「したがって、これらの関係を安定させ、緊張が存在する分野でそれを緩和するために、必要なあらゆる外交手段を活用しよう。それは存在するし、私たちはそれをどう行うかを知っている。確かに、現在私たちの2国間関係はある種の危機状態にあると形容できるが、前へ進む必要がある」と強調した。
そして同氏は、デリケートな問題の議論は歴史家に委ねるよう改めて呼びかけた。
加えてシビハ氏は、3つ目の重要な要素として「ウクライナが国内政治の議論に巻き込まれないようにすることだ。私たちはこれに断固反対する。私たちは、オルバーンの反ウクライナ的なレトリックがどのような結末を迎えたかを見ている。それは行き止まりへの道だ。だから、私たちからのシグナルは、『働こう』である。私たちには発展させるべきものがある。人と人の次元で言えば、100万人のウクライナ人が(編集注:ポーランドに)居住しているのだ。そのため、この協力を今後も近隣関係の水準で維持することが非常に重要だ」とまとめた。