抗議集会2日目 キーウやウクライナ各地で市民がフェドロウ氏への支持表明
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
キーウでは、一部の人はペットを連れて参加している。その中には、ペットに「私はフェドロウを支持する」などの支持メッセージを背負わせている者もいる。
集まった人々は、「シルシキー氏(編集注:軍総司令官)は辞任せよ」「フェドロウ氏はウクライナの国防相だ」などとシュプレヒコールを上げている。
人々のプラカードには、「フェドロウ氏を戻せ」「強い国には強い人々を」などと書かれている。
抗議者のうち一部は、青と黄色の風船を手にしている。
キーウのフランコ広場でのフェドロウ氏辞任に対する抗議活動 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
キーウのフランコ広場でのフェドロウ氏辞任に対する抗議活動 写真:ユリヤ・オウシャンニコヴァ、キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
写真:マルヤンナ・コティク
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東部ハルキウの中心部では17日朝9時から、フェドロウ前国防相を支持する集会が続いている。段ボールにスローガンを書いた約100人の参加者が集まっている。
参加者たちは、政権に対して、「私たちが追い出すべきはイノベーションではなく、ソ連体質ではないか」「民の声を聞け」「私は恥だと叫んでいるが、私の叫びは玉座に届かない」「閣僚の交代は、軍人の交代よりも多い」「フェドロウ氏を戻せ」「モンスターたちは休暇中、英雄たちは塹壕の中」「パトリオットではなく、ウクライナの敵と戦え」などと訴えている。

集会の参加者は主に若者だ。通りかかる車は、応援の合図として、集会に向けてクラクションを鳴らしている。
ハルキウ住民のイリーナ氏は、「変化を望んでいる。今起きているあらゆることを利用して私腹を肥やすのではなく、勝利を希求する人々に政権にいてほしい」と発言した。
IT業界で働くダルヤ氏は、自身はクリミアで生まれ、ハルキウの進学していたところ、2022年にはクリミアから両親もハルキウへ移住してきたと語った。
ハルキウの集会 写真:ヴャチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
ダルヤ氏は、「このようなことが起きている時、傍観していることはできない」と発言した。
参加者のセルヒー氏は、集会に加わった理由について「フェドロウ氏は優れたマネージャーだし、過去半年間で非常に多くのことを行った。だから私は今日ここにいる」と説明した。
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南部ザポリッジャでは、フェドロウ氏解任というゼレンシキー大統領の決定に抗議する集会集会に約100人が集まった。その際、参加者たちは有名な絵画「スルタンへ手紙を書くザポロッジャのコサック」を模して、大統領への公開書簡を執筆した。ウクルインフォルムの記者が現場から伝えた。


人々は書簡の中で、大統領に対する3つの要求を提示した。
参加者たちは、「ゼレンシキー・ウクライナ大統領に対するザポリッジャの要求。1:フェドロウ氏を戻すこと。2:シルシキー氏を解任すること。3:ウクライナ軍総司令官のポストにドラパティー氏を任命することだ」と訴えた。


人々は、フェドロウ氏がポストに戻るまで、毎日集会に集まると述べている。
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中部クロピウニツィキーでは、マイダン英雄広場の近く、キロヴォフラード州軍行政府の向かいに、9時と19時に数十名の集会参加者が集まった。人々はフェドロウ氏のポストへの復職を求める段ボールのプラカードを手に持っていた。




写真:集会参加者提供
中部ポルタヴァでも、地元メディアの報告によると、2日連続で集会が行われており、ゴーゴリ劇場の近くに集まっているという。参加者たちは、国会議員たちを議会の休暇から仕事に戻すこと、並びにフェドロウ氏を国防相のポストに任命することを要求している。
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中部チェルカーシでは夕方、人々が市の中央広場に集まり、フェドロウ氏解任に抗議しつつ、シルシキー氏の解任を求めて抗議集会を行った。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
夕方の集会には数百名が集まり、その大半は若者であった。昨年の抗議集会同様、要求とスローガンが段ボールの紙に書かれていた。7月16日の朝の集会と比較して、参加者たちはフェドロウ氏への支持を表明するだけでなく、軍総司令官のポストからのシルシキー氏を解任することも要求した。
チェルカーシでの抗議 写真:ミハイロ・ブーブリク/ウクルインフォルム
集会のモデレーターを務めるイーホル・ヴェドミジ氏は、民衆は完全に自発的かつ魂の叫びによってこれらの集会に集まっていると強調した。
ヴェドミジ氏は、脅迫の類は誰からも受けていないと述べた。
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西部テルノーピリでは、約200名がフェドロウ氏の国防相ポストからの解任に対する抗議集会が、州議会および州軍行政府の建物の前で行われた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
テルノーピリでの集会は、同日で2回目となる。市民は17時から集まり始め、21時にはその数が約200名に達した。参加者たちはウクライナ国歌を斉唱した他、ウクライナの様々な歌も歌っていた。様々な訴えが書かれた段ボールを手にしており、最も大きな紙には「フェドロウ氏を戻せ」と書かれていた。
テルノーピリの集会 写真:ユリヤ・トムチシン、アリアナ・ロマンチェンコ
テルノーピリ住民のオリハ・ザキプニューク氏は、2日連続でフェドロウ氏の解任に反対する集会に参加したと語った。
同氏は、「私は、フェドロウ氏が国防相として行っていたことを最後まで支持していた。特に、無人機による戦争は人による戦争よりもはるかに効果的であるということだ。なぜなら、何よりも人的資源は存在し得る最も価値のあるものだからだ。そして、人の命を救うことが最も重要だ。また、私はデジタル化や『ジーヤ』も支持している」と述べた。
パウロ氏は、テルノーピリの近くの村から集会にやってきたという。
パウロ氏は、「私はフェドロウ氏の解任に反対している。なぜなら、彼は戦場において人を様々な無人兵器に置き換え、それによってウクライナ人の命を救うために活動する強力なチームを集めたからだ」と述べた。

テルノーピリの17日朝の集会では、人々は、青と黄の国旗や、「9時は追悼の時、9時1分は未来の時(編集注:ウクライナでは毎朝9時に1分間の黙祷が行われる。そのため、今回の抗議集会は、9時1分から開始となっている)」「フェドロウ氏ではなく捕虜を交換せよ」「イノベーションが戦士を守る」などと書かれた段ボールを手に集会にやってきている。


テルノーピリ在住のテチャーナ氏は、生後7か月の息子と共に集会にやってきた。
テチャーナ氏は、「私は30分間の自由な時間があり、多くのことを成し遂げ、ウクライナの勝利を引き寄せるためにさらに多くのことができるフェドロウ氏の解任に対する抗議の意を表明するためにここへ来た。本日は、子供たちと、母国における子供たちの未来のために立っている」と述べた。

デザイナーのダルヤ氏は、ハルキウからテルノーピリへ避難してきたという。ダルヤ氏は、昨日に続き2日連続で集会に参加していると述べた。同氏は、「フェドロウ氏の解任は、とても間違った決定だと思う。デジタル化やデータ分析のカテゴリーで考える人々が同省にいるべきだ」と主張した。

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南部ミコライウでも、フェドロウ氏の解任に反対する平和的な集会が2日連続で続いている。
17日朝、約50名がミコライウ中心部の市議会近くに集まった。人々は「フェドロウ氏を戻せ」「システム変更の時が来た」「無人地上者か、突撃か?」「フェドロウ氏ではなく捕虜を解放せよ」などと書かれた段ボールを手に持っている。

集会の参加者で、ロシア・ウクライナ戦争の退役軍人であるセルヒー氏は、「フェドロウ大臣のような強力な人物をポストから外すことは、反国家的な決定だ。なぜなら、彼はテクノロジーの導入であり、無人機のラインだからだ。同氏の交代は、飛行機から手押し車に乗り換えるようなものだ。国防相代行に任命されたフマーラ氏は優れた専門家だが、その規模が違う」と発言した。
セルヒー氏はまた、フェドロウ氏の在任中に短期間で多額の予算資金が節約されたと指摘し、フェドロウ氏にはその分野で素晴らしい展望があったと述べた。

そして同氏は、「ゼレンシキー大統領が私たちの声に耳を傾け、フェドロウ氏を戻してくれることを期待している」と強調した。
若者市民団体「クリト・デルジャーヴィ」の代表であるアナスタシヤ氏は、大統領と内閣に対し、フェドロウ氏の解任の真の理由を伝えるよう求めた。抗議者たちは、フェドロウ氏が説明なしに解任されたと考えているという。
アナスタシヤ氏は、「私たちはまた、シルシキー・ウクライナ軍総司令官の活動に関する独立した監査と、軍人や国防相から信頼されている有能な将校の同ポストへの任命を要求する。もしフェドロウ氏がシルシキー氏との対立を理由に解任されたのであれば、それは良くないことだからだ」と発言した。
ミコライウでのフェドロウ氏の更迭に関する集会 写真:アッラ・ミロシニチェンコ/ウクルインフォルム
集会の参加者たちは、「ウクライナに栄光あれ」「ネイションに栄光あれ」「敵に死を」とシュプレヒコールをあげ、愛国的な歌を歌っている。
人々は、自分たちの声が届き、要求が考慮されるまで集まり続けると述べている。
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西部チェルニウツィーの中央広場では、約30名がフェドロウ氏の国防省への復帰を求める集会を行っている。
人々は、「フェドロウ氏を戻せ」「シルシキー氏は去れ」と叫んでいる。集会参加者の一人一人が、フェドロウ氏を支持するメッセージが書かれた段ボールを手にしている。
チェルニウツィーでのフェドロウ国防相解任に関する集会 写真:ヴィタリー・オリーニク/ウクルインフォルム
抗議者たちは、夕方にも集まり、数百名の市民がフェドロウ氏を支持する集会に参加した。集会参加者の中には小さな児童を連れた親たちもいる。人々は手に段ボールを持ち、フェドロウ氏への支持とシルシキー氏への反対の言葉を叫んでいる。
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西部ルーツィクでは、2日連続で抗議者たちが解任されたフェドロウ前国防相を支持して集まっている。ススピーリネが報じた。

写真:ススピーリネ・ルーツィク
報道には、「ルーツィクでは、ゼレンシキー大統領がフェドロウ氏の国防相ポストへの再推薦を行わないとの決定を下したことを受け、人々が集会に2日連続で出ている」と書かれている。
人々は前日と同様、市内の劇場広場に集まった。朝の集会には、およそ50名が参加した。

写真:ススピーリネ・ルーツィク
参加者の要求には、速やかな国防相の任命、最高会議の休暇からの復帰、軍における改革とイノベーションの路線の維持、ウクライナ軍総司令官の説明責任などが含まれている。
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南部オデーサのデリバシウシカ通りでも、フェドロウ氏解任に反対する集会が2日連続で開催された。
オデーサ・オンラインが報じた。集会には、フェドロウ氏を支持する段ボールのプラカードやスローガンを持った多くの人々が集まった。出席者の中には、ウクライナ人ラッパーのアリョーナ・アリョーナの姿もあった。同氏は手に「大臣にはフェドロウ氏を!!!軍人には休暇を!!!権力は民衆へ!!!」と書かれた段ボールを持っていた。
集会の参加者はオデーサの住民だけではなく、ロシアによる占領によって、自宅からの避難を余儀なくされたヘルソン州やクリミアからの避難民も抗議に加わっていた。


写真:オデーサ・オンライン
これに先立ち、14日、ウクライナ最高会議(国会)はスヴィリデンコ首相の辞任を承認した。これに伴い、内閣が自動的に総辞職した。
フェドロウ前国防相は、解任後、ウクライナ国民に対してこれまで職務を行うことができたことにつき謝意を表明し、自身の任期中における軍の主要な変革について報告した。
16日、最高会議は、コレツィキー新首相と、同氏が提示した新しい閣僚リストを承認した。ただし、外相と国防相は大統領提案枠であり、この承認リストには含まれていない。
16日夜のキーウでのフェドロウ支持集会 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
同日、キーウやウクライナの他の都市で、人々がフェドロウ氏の解任に反対する集会を開催していた。