ロシアが戦闘を停止しなければ、ウクライナは攻撃を強化する=ブダーノウ宇大統領府長官
ブダーノウ宇大統領府長官がラトビアテレビ(LSM)とのインタビューの際に発言した。
ブダーノウ氏は、「ロシアが私たちに対する戦闘を停止しないなら、同国が自らの身をもってそれをさらに大きく強力に体感することになるのは明白だ。私たちの攻撃はますます深く、より大きな戦闘能力を持つものとなっていく」と語った。
また同氏は、戦争を開始したのはウクライナではないとしつつ、ウクライナは必要な限り戦いを継続していくと述べた。
そして同氏は、「私たちは自分たちのもの、自分たちの人々、自分たちの土地、そして自分たちの未来のために戦っている。ロシアは撤退するか否かの決定を下すことができる。同国はこの点において一定の機動の余地を有している。私たちは自分たちの土地に立っており、誰であれ自らの土地を単に取り上げて誰かに譲り渡す権利はない」と指摘した。
同氏はさらに、ウクライナはいつでも戦闘行為を停止する準備ができているが、問題はロシア側の準備状況にあると指摘した。その際同氏は、「私たちは準備ができており、戦争の終結を切望している。もちろん、最後通牒の形ではなく、まっとうで受け入れ可能な条件の下での終結だ」と語った。
そして同氏は、ウクライナへの安全の保証の提供した上での、合意達成日における事実上の前線に沿った合意が戦闘停止における最も現実的な選択肢になり得るとの見方を示した。
同時に同氏は、ウクライナによる自国領土の占領の法的承認(編集注:被占領地をロシア領として認めることを指すと思われる)は一切行われないと指摘した。
同氏はその他、ロシアとの交渉について語る際に、自身は人生の大部分において情報機関で勤務してきたため、敵対者との対話することに問題はないと発言した。同氏は、情報機関での活動の際に「敵対者とどのように作業するかを学んだ」と語った。
加えて同氏は、ウクライナ、米国、ロシアが参加する対話が再会されると報告した。同氏はその際、米国側とウクライナ側は交渉プロセスへの準備があることを示している一方、ロシアに本当の準備があるかどうかは時間の経過とともに明らかになるだろうと述べた。
同氏はさらに、バルト諸国における安全保障情勢についても別途言及した。同氏は、ロシアがラトビアにおいてハイブリッド的アプローチを試していることは明白だと述べた。そして同氏は、「それが新しいレベルへと移行するか否かは政治的決断の採択にかかっており、それらは他方で、それに対抗するラトビアの実際の能力への評価に大きく左右されていく。ロシア側が、ここでは対抗や防衛のための全ての準備が整えられていると目にした場合、彼らは自らの計画を見直さざるを得なくなる」と指摘した。