ロシアの継戦のためのリソースは2028年に枯渇する=ウクライナ情報機関トップ
イヴァシチェンコ情報総局局長が英国のタイムズ紙を含む外国メディア向けの同職就任後初のインタビューの中で発言した。
イヴァシチェンコ氏は、「ロシアは来年のための軍事・経済的リソースを有しているが、私たちは、それらは2028年に尽きると評価している」と語った。
また同氏は、ロシアが対ウクライナ戦争に徴募している兵員数と戦場での同国の兵力損耗数の比率に言及し、「ロシアは毎日およそ1000名、時には1200名を徴募している。しかし、これら損耗の数字を見てほしい。昨日は1410名、一昨日は1551名であった。この内835名、つまり約60%が戦闘で死亡した者だ」と指摘した。
記事には、この評価は総じてロシアが毎月、徴募できる人数よりも6000名多くの兵力を失っていると考える、西側諸国の情報機関によって支持されていると指摘されている。
また、イヴァシチェンコ氏が提示した数字を考慮すると、今後18か月の戦闘行為により、ロシア軍には76万5800名(死亡459万480名、負傷30万6320名)の追加損耗が生じることになり、これらのデータを現在の損耗評価に加えると、25歳から49歳までのロシアの男性人口のほぼ10%に達する数値となると指摘されている。
イヴァシチェンコ氏は、これら全てがロシアに深い影響を与えていると指摘しつつ、「誰も戦いたがっていないため、士気は非常に低い。また、ロシア市民の士気も低く、過半数の人々は実際には戦争を望んでいない」と発言した。
同氏はその他、情報総局は、ロシアはすでに2万8000名を超える外国人傭兵を徴募しており、高額な給与の約束のおかげでアフリカ諸国からさらに多くの人々を徴募することに成功していると評価していると伝えた。
そして同氏は、「私たちは、関連する安全保障機関や情報機関に情報を伝達することで、これを阻止するために取り組んでいる。また、該当する国々の国民へ情報提供を行う目的で、非キネティック作戦を実施している」と語った。