クリミアでクリミア・タタール語で授業を行うクラス数が384から119へ減少=調査

ウクルインフォルム
クリミアでクリミア・タタール語で授業を行うクラス数が384から119へ減少=調査
ウクライナ南部の一時的被占領下クリミアでは、2014年のロシアによる占領開始以降、学校においてクリミア・タタール語で授業を行うクラスの数が384から119へ減少しており、生徒が母語で学ぶことが許されているのは第9学年までとなっている。

シンクタンク「クリミア・タタール・リソース・センター(KRC)」が9月10日の「クリミア・タタール語・文学の日」に発表した

KRCは、「占領前には、クリミアにはクリミア・タタール語で教育を行う学校が15校、クラスが384存在していた。アケメスジト(シンフェローポリ)市で新たに16校目の学校が開校したが、後に占領当局は学校のステータスを変更した」と伝えた。

またKRCは、占領当局のデータをもとに、現在クリミア・タタール語で教育を行っている学校は7校、ロシア語とクリミア・タタール語の両方で教える学校が3校残っており、さらに6校が「一般教育」のステータスを取得したと伝えた。クリミア・タタール語で教育を行っていた384のクラスのうち、現在まで残っているのは119だという。

さらに報告には、クリミア・タタール語での教育は第9学年までで、しかも保護者の申請に基づいてのみ許可されると説明されている。同時に教育機関の「運営側」は、そのような申請の提出が難しくなるような障害を作り出しているという。

同センターは、その障害として、教育機関の「管理側」が「クリミアにおける母語は1つ、ロシア語だ」「教室が不足している」「教員が不足している」「教科書が不足している」といった口実を使用していると伝えた。

KRCはさらに、保護者が児童へのクリミア・タタール語での教育を諦めるよう強要されたり、クリミア・タタール語・文学の学習時間が削減されたりする事例を記録していると報告した。

その上でKRCは、クリミア全域において、クリミア・タタール語が体系的な抑圧に晒され続けていると指摘した。KRCは、ロシア占領当局はクリミア・タタール語をいわゆる「国家言語」の1つとして「公式承認」したにもかかわらず、占領当局の公式ウェブサイトのクリミア・タタール語版は存在せず、公務はロシア語で執り行われていると伝えた。また、占領下の「裁判所」では、母語を使用することが禁止されており、クリミア・タタール語で会話したことを理由に職員が解雇の脅迫を受ける事例が記録されているという。

KRCのデータによれば、ロシア占領者たちは「裁判審理」の際に、クリミア・タタール語で話すことを少なくとも16回禁止したという。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

オンラインメディア主体 メディア識別番号:R40-01421.

© 2015-2026 Ukrinform. All rights reserved.

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-