2500年前のスキタイの短剣を復元 ザポリッジャ市
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ウクルインフォルム
南部ザポリッジャ市にて、今年の夏にザポリッジャ州高地「ママイ山」にて発掘された紀元前6世紀のスキタイ人の短剣(アキナケス)が復元された。
ママイ山の調査を行っている考古学者たちが、フェイスブック・アカウントにて発表した。
発表には、「報告する。国家保存地区ホルティツャの研究所が数週間にわたり今シーズン発掘されたスキタイのアキナケスの作業をしていた。その期間、保存・復元作業が行われていた。泥が取り払われ、金の柄の表面から、黒い金属腐食部分の残滓が除かれ、100%の湿度の保管庫に6時間にわたり保管された。(中略)オペレーションは3回にわたり実施された。10日間、発掘物の復元が行われた」と報告されている。
なお、ママイ山では、このアキナケス発掘の際に陶器も発掘されている。考古学者たちは、今回の発掘により、スキタイのママイ山への定住の時期が確立できたと指摘していた。
写真: facebook.com/mamaigora