ウクライナ、石油パイプライン「ドルジュバ」の修理完了
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、同国はロシア軍の攻撃で破損していた、ウクライナ領内を走る石油パイプライン「ドルジュバ」の修理作業が完了したと発言した。
ゼレンシキー大統領が同日の閣僚との協議結果をテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「欧州連合(EU)とのやりとりでも定められていた通り、ウクライナは石油パイプライン『ドルジュバ』の区間の修繕作業を完了した。パイプラインの機能は再開できる。現在、石油パイプラインのインフラへのロシアの攻撃が繰り返されないと保証できる者は誰もいないが、私たちの専門家はパイプライン・システム及び設備の稼働再開のための基本的な条件を確保した」と伝えた。
また同氏は、ウクライナ側は本件と、既に欧州理事会で承認されているEUのウクライナ支援パッケージの妨害解除を関連付けていると指摘した。
その際同氏は、「パートナーたちがウクライナ向け(編集注:EU加盟交渉の)クラスターに関しても関連の措置を講じることを期待している。私たちは最初の複数のクラスターに関する自分の作業を既に完了している」と述べた。
同氏はさらに、ロシアへの体系的な制裁圧力や欧州へのエネルギー資源供給のさらなる多角化に向けた作業も継続すべきだと強調した。その際同氏は、欧州は、欧州を破壊または弱体化させようとする者から独立していなければならないと主張した。
その他、ロイターは、政府関係者の発言を元に、4月22日にはウクライナは「ドルジュバ」の機能を再開させると報じた。
関係者は、「(編集注:同パイプラインを通じた)石油の輸送は明日(編集注:22日)正午に開始される予定だ」と述べた。
同人物によれば、ハンガリーの石油企業「MOL」が最初のトランジット申請を行ったという。
同人物は、「MOLは既に最初の量の分を申請しており、それらはハンガリーとスロバキアへ等しい割合で送られることになる」と説明した。