ウクライナは自らが参加していない「和平合意」は受け入れない=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナは自らが参加していない「和平合意」は受け入れない=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、ウクライナが参加しないまま、ロシアとの和平合意が採択されても、ウクライナがそれを受け入れることはないと発言した。

ゼレンシキー大統領がタリンで開催された北欧・バルト8か国(NB8)首脳陣との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「米国に最大限の敬意を払いつつも、将来的に私たちは欧州及び米国からの安全の保証を必要としており、そのため米国はどのような(編集注:交渉の)フォーマットにも参加し得る。私たちは米国のチームを歓迎する。ただし、大国か小国かに関わらず、ある国がロシアと何らかの決定を下して、それからそれをテーブルの上に置いて『見よ、このようなアイデアがある』というような過ちを繰り返さないよう求める。否。私たちの領土で戦争が続いており、損失の大部分をウクライナが被っている時に、私たちは私たちのいないところでの、そのような交渉を受け入れることはない。すなわち、私たち抜きで私たちについて何も(編集注:交渉しない、決定しない)、なのだ」と述べた。

また同氏は、交渉のフォーマットは様々なものがあり得ると述べた。同氏はその際、「私たちはE3(編集注:英国、フランス、ドイツ)は良い選択肢だと理解しているが、それは欧州次第だと考えている。欧州が皆で、誰が(編集注:交渉に参加)するかを議論しないといけない。その上で私たちに提案したら、私たちは支持する」と発言した。

同氏はさらに、過去の失敗も繰り返さないよう呼びかけた。「例えば、ノルマンディ・フォーマット(編集注:2014年以降に露宇戦争の解決を協議してきたウクライナ独仏露4か国のフォーマット)だ。それは過去のものである。また、私たちはミンスク諸合意を繰り返す必要はない。過去のものよりも優れたフォーマットは存在すると考えている」と指摘した。

その他同氏は、テレグラム・チャンネルにおいて、欧州人はバラバラではなく、一緒に活動する時に最も強くなるとコメントした。同氏はその際、「正にこれを、私たちはあらゆるフォーマットで達成しつつある。日曜日には『ウクライナ・E3』フォーマットでの会談が行われた。今日は『ウクライナ・NB8』だ。さらに、私たちは米国とも常にコンタクトを維持している。私たちは一緒に、将来のEUとNATO、G7の首脳会談の枠内での会合に向けて準備を進めている。これら全てが、現実の成果をもたらし得る」と伝えた。


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