ロシア政権はウクライナの占領地を併合しようとしている=ボレルEU上級代表
欧州連合(EU)のボレル上級代表は、1月上旬のウクライナ東部の紛争圏への訪問をふまえた上で、ロシア連邦がドネツィク・ルハンシク両州被占領地をウクライナから引き離そうとしており、それによりこの地域を事実上併合しようとしているとして、懸念を表明した。
欧州連合(EU)のボレル上級代表は、1月上旬のウクライナ東部の紛争圏への訪問をふまえた上で、ロシア連邦がドネツィク・ルハンシク両州被占領地をウクライナから引き離そうとしており、それによりこの地域を事実上併合しようとしているとして、懸念を表明した。
ウクライナのステファニシナ欧州・欧州統合担当副首相は、カナダと英国はウクライナにて展開しているウクライナ軍人訓練のためのミッションを引き上げることはないと明言していると伝えた。
英国は、ウクライナに対して安全保障強化を目的に軽装甲防御兵器システムを供給する。ウォレス英国防相は、これはロシアによる侵攻脅威を前に、防衛能力の向上を支援するものだと説明した。
1月17日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に1回違反した。
2022年1月17日
ウクライナのクレーバ外相は17日、ベーアボック独外相との会談時、ドイツによるウクライナへの武器供与の可能性について協議を行ったと発言した。
デンマーク政府は、ウクライナの安全保障分野の強化のために2200万ユーロ相当の支援を決定したことを発表した。
デンマーク政府は、ウクライナの安全保障分野の強化のために2200万ユーロ相当の支援を決定したことを発表した。
2022年1月15日
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は14日、ウクライナはロシアからの武力侵略に対抗してきた過去数年間を通じて自らの立場を示してきたのであり、現在北大西洋条約機構(NATO)に加盟する準備ができていると発言した。
13、14日にウクライナの国家機関を対象としたサイバー攻撃が起きたことを受け、北大西洋条約機構(NATO)は、サイバー防衛システムの強化を行う。
米国防省は、ロシアがウクライナに対する軍事侵攻の口実作りのために「偽旗作戦」を準備しているという信頼できる情報を入手していると発表した。
西側諸国の専門家は、ロシアの対ウクライナ侵攻につき複数のシナリオがあり得ると考えている。
2022年1月14日
北大西洋条約機構(NATO)は、ロシアと対話の用意があるが、しかし欧州安全保障の基本原則に関しては決して妥協しない。
1月13日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に2回違反した。
2022年1月12日
12日に開催された、北大西洋条約機構(NATO)ロシア理事会会合後、ストルテンベルグNATO事務総長は、同機構はロシアとの対話の用意があるが、同盟国防衛や欧州の国々が自らの道を選択する権利といった重要原則については譲歩しないと発言した。
1月11日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に1回違反、ウクライナ軍人1名が死亡した。
2022年1月11日
10日、米露高官が緊迫するロシア・ウクライナ情勢を受けてジュネーブで「戦略的安定対話」フォーマットでの協議を行った。シャーマン米国務副長官は、米国は、北大西洋条約機構(NATO)拡大原則である「オープンドア政策」を縮小させる可能性は、ウクライナに関するものも含め、全て排除したと伝えた。
1月10日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に2回違反、またウクライナ軍人2名が地雷により死亡した。
2022年1月10日
ウクライナのステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相は10日、欧州の安全保障協議はウクライナ領からのロシア軍撤退をもって始められるべきであるとし、ロシアは侵略国であり、相手に条件を突きつけられる立場にはないとの見方を示した。
12日に北大西洋条約機構(NATO)ロシア理事会会合を控える中、ストルテンベルグNATO事務総長は、今週は欧州の安全保障にとって非常に重要な週となるとしつつ、NATOはウクライナと現状に関して協議を行っていると発言した。
1月9日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に2回違反、ウクライナ軍人1名が負傷した。
2022年1月8日
ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、同機構はウクライナ周辺のロシア軍集結による緊張を緩和するために、何よりも外交的手段の模索を重視しているが、同時に、更なる紛争が生じる可能性は現実的であり、外交がうまくいかなかった場合に備える必要があると考えている。
ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は7日、2008年のNATOブカレスト首脳会談時の将来のウクライナとジョージアの加盟を認める決定が現在も有効であること、またNATOのオープンドア政策は、スウェーデンやフィンランドなど他の国にも該当するものであると発言した。
2022年1月6日
民間調査団体「インフォームナパーム」は、ロシア連邦が6日にカザフスタンに投入した軍部隊は、対ウクライナ侵略の際に投入された特殊任務部隊であると指摘している。
欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、1月3日19時30分から1月4日19時30分までの24時間、ウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州一部地域にて、計57回の停戦違反を確認した。
在ウクライナ米大使館は5日、ロシア・ウクライナ武力紛争解決に向けて署名された「ミンスク諸合意」をロシア側がどれほど履行していないかを簡潔に示す動画を公開した。
在ウクライナ米大使館は5日、ロシア・ウクライナ武力紛争解決に向けて署名された「ミンスク諸合意」をロシア側がどれほど履行していないかを簡潔に示す動画を公開した。
ウクライナとトルコの軍の情報機関は、協力を深化させていくことで合意した。
1月5日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に4回違反した。
2022年1月5日
1月4日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍による停戦違反は1件も確認されなかった。