NATO加盟国はウクライナによるロシア抑制要請に応えた=クレーバ宇外相
ウクライナのクレーバ外相は1日、ウクライナが軍事侵攻再開のもたらす被害につきロシアに明確なメッセージを送るよう呼びかけていたところ、NATO加盟国はその呼びかけにしっかり応えてくれたと発言した。
ウクライナのクレーバ外相は1日、ウクライナが軍事侵攻再開のもたらす被害につきロシアに明確なメッセージを送るよう呼びかけていたところ、NATO加盟国はその呼びかけにしっかり応えてくれたと発言した。
12月1日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に4回違反、ウクライナ軍人1名が死亡した。
2021年12月1日
ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、ウクライナが将来NATOに加盟するという2008年のNATO加盟国の決定の有効性を改めて確認し、ロシアにはそれを拒否する権利はないと強調した。
ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、黒海地域はNATOにとって大きな戦略的意味を持っており、同地域におけるロシアの言動を考慮すると、NATOには軍事的プレゼンスを維持するだけの根拠があると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、ロシア連邦との直接協議をしなければ、ロシアとの戦争を止めることはできないと主張した。
11月30日、ラトビア首都リガにて開催された北大西洋条約機構(NATO)外相理事会にて、ウクライナの国境沿いや被占領地におけるロシア軍の集結と、関連制裁などが協議された。
11月30日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に4回違反した。
2021年11月30日
ウクライナ保安庁(SBU)は、ウクライナ国内でオンライン工作などにより情勢不安定化を行っているロシア連邦の情報機関職員は約7000人だと発表した。
ベラルーシ政府は、ロシア連邦とともに、ウクライナと接する同国南部の国境付近で共同軍事演習を実施する予定だと発表した。
米国防省は、ウクライナ国境沿いのロシア軍部隊の動向を観察し続けているとし、その兵力は増加し続けていると発表した。
11月29日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に8回違反、ウクライナ軍人2名、民間人1名が負傷した。
2021年11月29日
欧州安全保障協力機構(OSCE)のリンデ議長(スウェーデン外相)とシュミド事務総長は、ウクライナ東部のロシア武装集団によるOSCE特別監視団(SMM)のパトロールのための移動に対する制限を行わないよう呼びかけた。
11月28日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に1回違反した。
2021年11月26日
ゼレンシキー大統領は、ロシアからの軍事的情勢激化の可能性は毎日あるとしつつ、ウクライナはそれに対応する準備が完全にできていると発言した。
11月25日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に14回違反した。ウクライナ軍人に死傷者は出ていない。
2021年11月25日
10月に任命されたアニタ・アナンド・カナダ国防相は、ウクライナへのカナダ軍人数百名の派遣や黒海への軍艦派遣、あるいは現在ルーマニアに駐留する戦闘機CF-18の一部の移動の可能性を検討している。
11月24日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に9回違反した。
2021年11月24日
ウクライナ、英国、米国の情報機関は、ウクライナ周辺のロシア軍集結に関する情報を交換した。
11月23日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に4回違反、ウクライナ軍人が1名負傷した。
2021年11月23日
米CNNは、バイデン政権が、ロシアによる対ウクライナ再侵攻を防止することを目的に、ウクライナに対する軍事支援の拡大と軍事アドバイザーの派遣を検討していると報じた。
米国からウクライナに供与されるアイランド型カッター(巡視船)2隻がウクライナ南部オデーサに到着した。
米国からウクライナに供与されるアイランド型カッター(巡視船)2隻がウクライナ南部オデーサに到着した。
ウクライナ国防省は、2014年以降のロシアによる軍事侵略の8年間、ウクライナの国境付近では様々な部隊集結があったとし、それによりウクライナは撃退に向けて常に準備しておかなければならないのだと指摘した。
11月22日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に7回違反、ウクライナ軍人2名が負傷した。
2021年11月22日
ドネツィク州ネヴェリシケ町では、今年11月のロシア占領軍からの2回の砲撃により、25軒の建物が破壊されており、住民のほとんどが避難し、残っているのは5名だけとなっている。
ドネツィク州ネヴェリシケ町では、今年11月のロシア占領軍からの2回の砲撃により、25軒の建物が破壊されており、住民のほとんどが避難し、残っているのは5名だけとなっている。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、ロシアがウクライナに再侵攻した場合、ウクライナはパートナー国から支援を受け取ることになると発言した。
ウクライナのクレーバ外相は、ロシアがウクライナに対して新たに侵攻を始めるかどうかに影響を与える要因は、ウクライナの能力と、パートナー国の行動の調整程度だとの考えを示した。
11月21日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に2回違反した。