今年ウクライナが受け取っている「パトリオット」用ミサイルは月平均12弾のみ=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「『ウクライナの優先必要品リスト(PURL)』プログラムには多くの様々なものが含まれている。『F16』用の20ミリ口径弾、ハイマース、それから『パトリオット』やAIMだ。私たちは米国から多くのものを購入している。欧州が支払いをし、全てが届き、全てが上手くいっていた。しかし、一部の事例、特に『パトリオット』に関しては、大きな挑戦となっている。2026年に私たちが受け取っているミサイルは、月に平均12弾だ」と述べた。
また同氏は、自身はパトリオット用ミサイルを毎日模索していると述べ、「そして、いずれかの国との間で肯定的な決定が下され、5弾、10弾、20弾、あるいは2弾のミサイルが私に出された時、私はとても感謝している。私は今日、毎週のように新たな支援パッケージ、新たなミサイル、新たな防護品を集めなければならないという状況の中を生きている。私たちの人々の命をロシアの弾道ミサイルから救うために、私たちにはこれが毎日必要なのだ。私たちには米国からの承認が必要だ。それだけだ」と指摘した。
今月の米国やその他の国々からの迎撃ミサイル供給について、ゼレンシキー氏は、「ヘグセス長官(編集注:米戦争長官)の机の上には、同氏が署名した文書がいくつかある。同氏は全てに署名したと思っているかもしれないが、そうではない。なぜなら、12弾のミサイルが含まれる米国からのパッケージがあり、同氏はそれに署名したからだ。それは素晴らしいことだ。しかし、私は今月35弾使用した。問題は、私が他の場所で見つけた23弾に関係する。私たちがニューヨークでトランプ大統領と会談した際、私は彼に『私に冬季パッケージを与えて欲しい』と要請した。私は彼に『私にはこのパッケージが必要だ。どうか今このパッケージを承認して欲しい』と言った。私はミサイルの数量を述べ、もしこれを与えてくれるなら、私たちは製油所を一切攻撃しないと言った。すると彼は、どこからそれらを入手すればいいのかと私に尋ねた。そこで私は彼に、どの国がそれを持っているかを伝えた。すると彼は、全力を尽くすが、彼ら自身もそれほど多く持っていないためミサイルが必要だと言った」と伝えた。
写真:大統領府