ゼレンシキー宇大統領、フィンランド・ノルウェー首脳とプーチン氏の電話会談の報告につき説明
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、26日から27日にかけての夜間に「オスロでの私たちの会談の継続、そして彼ら(編集注:フィンランド大統領とノルウェー首相)の今日(編集注:10月27日)のロシア側との接触を前に、私はノルウェー首相とフィンランド大統領と会話した。私たちは複数議題について協議した。11月にアブダビで予定されている交渉グループによる次期3者会談の議題に関して、私たちにはオスロでブリーフがあった。彼らは、そのことについて私と、その後にロシアの首脳と協議することを望んでいた」と説明した。
そして同氏は、27日の朝、フィンランド大統領とノルウェー首相がロシアの首脳と電話会談を行い、合意された立場をロシア側に伝達し、プーチン氏の見解を聞いたと述べた。
さらに同氏は、「その(電話)会談の直後、ストゥブ氏とストーレ氏は私に電話をかけ、会談を終えたことを伝えた。基本的にロシア側があたかもアブダビでの会談に真剣に臨んでいる感覚があると伝えてきた。(編集注:3者会談で)議題となるべき問題は、最初の緊張緩和措置、安全保障関連をはじめ、ウクライナ側にとっての主要な優先課題、そして総じてこの戦争の終結だ」と説明した。
同氏は加えて、この実務チームの3者会談の際には、「エネルギー関係や海上での緊張緩和措置、被拘束者交換と彼らの帰還、そして首脳レベルの3者(編集注:宇米露)会談がどのような形式で開催され得るかについての協議」を期待していると言及した。同氏はそして、「これが私たちが米国のパートナーたちと協議した私たちの側からの議題だ」と述べた。
加えて同氏は、ウクライナのための将来の安全の保証は引き続き重要な課題だと強調した。同氏はその際、「私たちから、米国人や欧州人に対するそのような要請(編集注:将来のウクライナの安全の保証に関する要請)がある。そしてロシアもまた、彼らにも安全の保証が必要だという類似の問題を提起している。それが今日わかっていることだ。フィンランドとノルウェーもまた、(電話)会談についてのブリーフを行うために、欧州の他の国々の国家安全保障担当首脳補佐官や他のパートナーたちとのコミュニケーションを行っていく」と伝えた。
その他同氏は、ブリュッセルでの会談が準備されていた際(編集注:今週行われる予定だった会談のこと)、様々な問題や3者会談への準備を協議するため、米国人、欧州連合(EU)のトップ、NATO事務総長を交えたの会談形式が話されていたと伝えた。
同氏はその際、「例えば、どのような安全の保証があり得るか、私たちがそれら(編集注:複数の安全の保証の案)をどのように捉えているかを協議し、その後それら全てを書面にまとめ、3者会談の議題への準備を整えることだ(編集注:そのような議論と作業が想定されていた)。しかし、私が理解している限りでは、米国には中東に関する課題があるため、米国のパートナーたちは、彼らの代表者がその時期にワシントンにいられるよう、日程を変更することを私たちに求めた。米国のチームとのそのような会談に関する新たな提案を待っている」と述べた。
写真:大統領府