ウクライナはジェット搭載自爆型無人機の撃墜に「スターリンク」を使用できなくなった=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナはジェット搭載自爆型無人機の撃墜に「スターリンク」を使用できなくなった=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、ウクライナ領内におけるスペースX社の衛星インターネットサービス「スターリンク」システムの動作が時速161キロメートルまでに制限されており、ロシア軍のジェット搭載型自爆型無人機を迎撃する無人機での使用が不可能となっていると説明した。

ゼレンシキー大統領が記者団とのオンラインでのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「スターリンク」は前線や民間人にとって通信の維持に重要だと指摘し、とりわけ同システムは、他の機材が通過できない前線の拠点の兵士たちへ食料品や水を届けるために使用されていると述べた。

同氏はまた、「スターリンク」はさらに、ロシア軍がウクライナへの攻撃に使用するジェット搭載型「シャヘド」(自爆型無人航空機)を破壊するためにウクライナ側が運用するいくつかの迎撃用無人機でも使用されていると指摘した。その際同氏は、「本日、速度制限が存在するため私たちの迎撃機は動作していない。現在の最高速度は時速161キロメートルであり、これを超過するとスターリンクは遮断され、私たちは無人機を失う」と述べた。

なお同氏は、検証のためにウクライナは欧州諸国の領域へ「スターリンク」を搭載した車両を数台送り、時速180キロメートルで走行させたところ、同システムは作動していたと報告した。

同氏はその上で、「結論は次の通りである。制限はウクライナ領内では適用されており、EU諸国の領域内では適用されていない。つまり、これは計画された作戦なのだ」と強調した。

そして同氏は、現在、軍人、国防省、外交官のレベルで交渉が行われているが、スペースX社側は軍人との接触に応じていないと伝えた。

同氏はその際は、「様々なレベルで、本件は技術的問題だと語られている。しかし、これらの技術的問題はウクライナに存在し、EUの領域には存在しないのだ」と指摘した。

その他同氏は、ロシア軍がウクライナへの攻撃に使用するジェット型無人機の大半は「F16」をはじめとする航空隊が撃墜していると伝えた。

その点につき同氏は、「ジェット型『シャヘド』の迎撃については、私たちは自国の航空隊を非常にうまく利用している。今、『F16』用の20ミリ弾の増強が進められている。私にも合意があり、国防省にも合意があった。現在、私たちは相応の数量を受け取っており、その数はかなり良好なものである。つまり、今私たちにはそれはあるというわけだ」と語った。

同氏はまた、「現在、撃墜されている全てのジェット搭載型『シャヘド』の55〜60パーセントを航空隊が担っている」としつつ、同時にそれはロシア軍のジェット型無人機を迎撃する手段の1つに過ぎないと補足した。

その際同氏は、「さらに私たちは、他にもいくつかの解決策を有している。運用され始めている安価なミサイルもある。いくつかの新しい解決策があり、それらは間もなくパートナーたちからウクライナへ届く予定であるほか、私たちの国産の生産も行われており、それはすでに運用されている。さらに、ご存知の通りタレット(自動機関銃)が存在し、私たちはその生産を開始した。すでに数基ではなく、数十基単位の話だ。私たちはそれらを増強していく」と指摘した。

写真:ゼレンシキー宇大統領(X)


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