プーチンは長年、外国の政治家がロシア軍の破壊から見て見ぬふりをするようエネルギーを利用してきた=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、ロシアの独裁者プーチン氏は過去数十年間にわたり戦争を繰り返しているとしつつ、同氏は世界の政治家たちがロシアの戦争から見て見ぬふりをするように、石油や天然ガスを利用していると発言した。
ゼレンシキー大統領がブリュッセルでの欧州理事会会合の参加者への演説の際に発言した。大統領府が演説全文を公開した。
ゼレンシキー氏は、「米国の大統領がビル・クリントン氏であった頃でさえ、プーチンはすでに戦争を行っていた。チェチェン人に対してだ。そしてその戦争は、プーチンにとって教訓となった。世界を誘惑するために石油やガスを利用すれば、都市が瓦礫に変えられ、村が焼き払われても、多くの政治家たちは目を瞑るのだ。それ以来、プーチンはそのように行動してきた。そして彼は常に、なぜ自分が何らかの国と平和に共存できないかを『正当化』する弁明を持っている」と語った。
また同氏は、ロシアの対ウクライナ戦争にて、欧州連合(EU)はウクライナを支援する強力な決定を下したと指摘した。同氏はその際、もしそれらの決定が下されていなければ、プーチンは今より遥か先まで侵攻していただろうと述べた。そして同氏は、「EUは崩壊しなかった。欧州の生活手段を防衛することに関して、後退することも恐怖に屈することもなかった。そして、それはウクライナ人の勇敢さに劣らず、重要なことであった」と強調した。