ウクライナには米国と迎撃ミサイルの毎月の供給に関する合意があるが、それでは不十分=ゼレンシキー大統領
ゼレンシキー大統領がベオグラード訪問時にヴチッチ・セルビア大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「対弾道迎撃ミサイルやシステムを持っているのはどこだろうか? 製造国だ。何よりも米国だ。彼らは支援できるだろうか? 私たちは取り組んでいる。彼らは毎月私たちにミサイルを分けてくれるだろうか。分けてくれる。私たちには合意がある。それらミサイルで十分だろうか? 不十分だ」と語った。
その後、ゼレンシキー氏はテレグラム・チャンネルにて、前述の合意は、ウクライナがパートナーたちの資金で米国から武器、何より防空品を購入するPURLプログラムの一環で達せられたものだと補足した。
同氏はまた、ウクライナが受け取る迎撃ミサイルの数は、2026年には2025年比で減少したと指摘した。その際同氏は、「私は明確な数字については語らない。『ロシア人』に情報を与えるわけにはいかないし、私たちのパートナーたちとの関係上、(編集注:数字を述べることは)できない。これらのミサイルは2026年には少なくなった。2025年にはもっと多かった」と発言した。
続けて同氏は、「2つ目の話は欧州だ。(編集注:迎撃ミサイルを)持っているのはどこだろうか? ドイツが持っているし、ポーランドが持っている。これらは真剣に支援できる国だ。ドイツ側へのあらゆる敬意と感謝とともに、同国は確かに支援してくれたし、ポーランドも支援してくれた。ただし、私たちは誰(どの国)が提供できるかについて話している。私はあなた方に率直に話している」と発言した。
その他同氏は、防空、特に対弾道ミサイル能力の強化に関しては、韓国や日本も支援できるものの、それぞれの法律の特性上支援を行っていないと指摘した。
加えて同氏は、関連の可能性を持つもう1つの国として、イスラエルを挙げた。同氏は、「イスラエルについて非常に頻繁に質問される。私たちは彼らからも防空システムを受け取りたい。私たちは購入する準備はある。私たちにはその機会が今のところない。対話はしているのだが」と強調した。
写真:大統領府