「交渉の準備がある」というロシアの主張は「さらなる欺瞞」のおそれあり=独国防相

「交渉の準備がある」というロシアの主張は「さらなる欺瞞」のおそれあり=独国防相

ウクルインフォルム
ドイツのピストリウス国防相は11日、「交渉の準備ができている」とするロシア首脳陣の最近の主張は、さらなる欺瞞の試みであるおそれを指摘し、3日間の「停戦」が破られたことがそれを証明していると発言した。 

ピストリウス国防相がキーウ訪問時のフェドロウ宇国防相との会談後記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ピストリウス氏は、「プーチン氏は現在、ウクライナでの戦争が終結に近づいているかのように再び述べている。意識的な観察者なら、すぐに疑問が生じるだろう。もし彼が戦争の終結が近いと見ているなら、単に戦争を終わらせれば済むだけなのだ。そうすれば、彼自身がその瞬間を自らの手中に収められるのだ」と指摘した。

同時に同氏は、ロシアが自らの条件を提示するという古い手法に従って行動し続けていると述べた。その際同氏は、「彼は同時に、いつものように条件を提示している。それをさらなる欺瞞の試みであると私が考えていることが、間違いであれば良いとは期待するものの、それを排除することはできない。それは、彼のハイブリッド戦争の一部のように見える」と発言した。

また同氏は、これまでの交渉プロセスにおいて、プーチン氏が繰り返し合意を破ってきたことを強調し、「停戦や和平に関する交渉の話では、彼は染みをつけた(編集注:イカサマのための)カードで勝負してきたり、交渉中に合意されたり、宣言されたりしたのとは全く異なる振る舞いをしたりしてきたのだ」と指摘した。

そして同氏は、戦争の終結は完全にクレムリンにかかっていると述べ、「真実は次のようである。私はこれを何度でも繰り返す。もしプーチン氏がウクライナに対する侵略戦争を終わらせたいなら、彼はそれを非常に簡単に実現できるのだ。単に軍を撤退させるか、前提条件なしで具体的な交渉を呼びかけることだ」と指摘した。

同氏は加えて、ロシアが自ら宣言した「3日間の停戦」を破ったことにも注意を向け、「週末の3日間の停戦なるものさえ、再び破られた。この戦争とテロを終わらせる責任は正にプーチン氏にある。特にウクライナの民間人を考慮すれば、それは正しくテロだ」と発言した。

同氏はその他、最近のクレムリンから聞こえる表現は、ロシアの軍事面での問題に関連しているとの見方を示した。同氏は、「私は、プーチン氏は現在の行動によって、自らの弱さから注意を逸らさせようとしているのだと考えている。現在、彼は領土の獲得をほとんど示せていない。彼の軍隊は、既に制圧した領土の一部を常に失っている。だからプーチン氏は公の場で依然として虚勢を張り、誤魔化しているのだ」と述べた。

その上で同氏は、パートナー諸国は今後もウクライナを強化し続けなければならないとし、それは「一方では、『Xデー』にウクライナが交渉で強い立場を得られるようにするためであり、他方では、この国が自らを成功裏に自衛できることを示すためだ」と訴えた。


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