ドイツ、ウクライナへ防空システムやミサイル、無人機購入用3億ユーロを提供へ
ピストリウス国防相が、ウクライナ防衛問題コンタクト・グループ(ラムシュタイン)会合の冒頭で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ピストリウス氏は、「私たちは、ウクライナの防空強化への貢献を拡大する。ドイツは、『長期的防空行動』イニシアティブの一環で、数百発の防空用誘導ミサイル『パトリオット・ゲンP』を供給する」と述べた。
同氏はまた、数は明言しなかったものの、ドイツによる追加の防空システム「アイリスティー」提供にも言及した。
さらに同氏は、ドイツはウクライナの長距離戦略攻撃能力を強化するとし、ドイツ・ウクライナ兵器企業、中・長射程の様々な無人機の開発・生産を行うもう1つの合弁企業を通じて達成することが計画されていると伝えた。そして同氏は、「私たちはまた、ウクライナ製の長射程無人機購入支援のために、さらに3億ユーロを提供する」と発表した。
そして同氏は、これらの措置はウクライナの防衛ビジョンを支援することを目的としており、ウクライナ防衛戦力の勢いを維持・増大させるのに役立つと説明した。
その際同氏は、「ウクライナは、私たちの共同の支援があって初めて防衛戦を維持できる。彼らの成功は私たち全員にかかっている」と強調した。
同氏はその他、ウクライナがロシアの全面侵攻開始以来、最も厳しい冬を乗り越えたことに言及した。その際同氏は、ロシアは、特にエネルギー・インフラへの大規模かつ体系的な攻撃によって、ウクライナの抵抗を挫こうとしたとしつつ、これらのロシアの攻撃を撃退するウクライナ軍の粘り強さと、ウクライナ人の強靭性は驚くべきものだと強調した。
そして同氏は、「ウクライナはこの冬を、それ以前よりも強くなって抜け出している。その強さは戦場でも見られており、ロシアによる最近の地上攻勢はウクライナの防衛によって成功裏に退けられた。これらの成功は、ウクライナ軍の専門性と勇敢さ、そしてウクライナの広範なイノベーション能力の結果である。ウクライナは新しい防衛技術の開発において驚異的な進歩を遂げている。今日、ウクライナの技術はイノベーション・ソリューションという点において世界的に求められている」と強調した。
同氏は加えて、ウクライナは春や夏のロシアの攻勢に立ち向かうために集団的支援をあてにすることができ、また次の冬への準備のためにもそのような支援が必要になるだろうと明言した。