ロシアは中東の戦略的施設の撮影を行っている=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が、カタール滞在中に記者団とのズームでのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムが伝えた。
ゼレンシキー氏は、「侵略国には圧力をかけなければならない。制裁解除は決して圧力ではない。正直に言えば、おかしなことになっている。制裁が解除されている中で、侵略国は施設を攻撃ための情報を伝達しており、その対象には制裁解除について話したり、実際に解除したりしている国々(編集注:米国)が含まれている。人が自ら結論を下すと良い」と述べた。
また同氏は、自身はウクライナの情報機関から毎日情報を受け取っていると述べ、特に、ロシアの衛星の活動に関する朝の報告内容について言及した。その際同氏は、ロシアの衛星がロシアの利益のために、中東地域の米軍施設を撮影したとし、「3月24日、彼らはインド洋のチャゴス諸島にある米英共同のディエゴガルシア軍事基地を撮影した。私たちの評価では、以前、1月19日にも撮影が行われていた。次に、彼らはクウェート国際空港とブルガン油田の石油産業施設の一部を撮影した。3月25日には、サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地だ。以前には3月20日と23日にも撮影していたことが記録されている。3月26日には、シャイバ油田(サウジアラビア)、インジルリク空軍基地(トルコ)、アル・ウデイド空軍基地(カタール)、ハイファ市内でも何かを撮影していたが、これについては正確な情報はない。(中略)あなた方は制裁について、それが何に影響するのかと私に尋ねるが、このリストの中にウクライナの施設はない。毎日金を稼ぎ、米国や中東の施設、米英の基地などへの攻撃に関する関連情報を伝達している侵略国の制裁を解除して、一体誰が誰を助けているというのだろうか?」と語った。
ゼレンシキー氏は、ロシアは常に攻撃を加えるために施設の撮影を行うのだと強調した。
その際同氏は、「ウクライナで施設の撮影が行われる際、私たちはそれらを保護しなければならないことを知っている。なぜなら、エネルギー・水供給施設や軍事施設などを破壊するための作戦が練られているからだ。撮影が何のために行われ、なぜ再撮影が行われているのかは、誰もが知っていることだ。なぜ3回目の撮影が必要なのかも、誰もが知っている。それは、間違いなく攻撃が加えられるのだ。ロシア人がこれを行っているのに、どうして制裁を解除できるのだろうか?」と述べた。
写真:大統領府