ウクライナはイランでの作戦3日間で消費されたほどのパトリオット用ミサイルを保有したことは一度もない=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちはカタール、アラブ首長国連邦、バーレーン、ヨルダンなど中東の全ての首脳たちと協議を行っており、今日もさらに数名と話す。全ての協議が物語っているのは、人々が防空、特に私たちの知識と専門的知見を必要としているということだ。なぜなら、例えば、中東諸国は今回の攻撃に対し、全体で800発以上のミサイル『PAC3』を使用したからだ。ウクライナはこの全期間を通じて、攻撃を撃退するためにそれほどの数のミサイルを保有したことは一度もない」と述べた。
また同氏は、全ての「シャヘド」を撃退するには「パトリオット」だけでは足りないと指摘し、パトリオット用ミサイルと引き換えに、一定数の迎撃用無人機を提供することをパートナー国に提案したと伝えた。
同氏はそして、「私は昨日、軍総司令官、参謀総長、国防相、軍人、管理担当者、情報機関関係者など、全関係者と協議を行った。(中略)パートナー国とのそのような対話を行う場合、私たちに必要な(編集注:迎撃用無人機の)数がどれだけであり、追加で極めて迅速に生産することのできる数がどれだけであるかを明確に把握した」と述べた。
さらに同氏は、ウクライナが民間施設や石油インフラの防護に関する専門的知見を提供することを明言した。
同時に、シビハ宇外相は記者会見において、現在中東地域で安全保障の侵食が見られるが、これはウクライナの安全保障とも密接に関連していると強調した。シビハ氏はその際、なぜなら、イランは世界的なテロの脅威となっており、核のリスクを生じさせ、ロシアに武器を供給してきたからだとした。また同氏は、ウクライナが政治的・外交的手段で対応し、地域の国々に対するイランの侵略行為を非難したことを喚起した。
同氏は、「大統領がすでに述べた通り、今日、私たちの実戦上の専門的知見、実戦経験、及びテクノロジーは、私たちの軍にとっても、ウクライナの地政学的な位置付けにとっても、最大級の資産となっている。私たちはパートナー国から相応の連携について要請を受けた。現在、私たちは具体的な期間や、地域の緊張緩和と安全保障上の挑戦の軽減に貢献するための具体的な実践的措置について協議している」と述べた。