ゼレンシキー氏、トランプ氏とウクライナのための30〜50年間の安全の保証提供可能性を提起
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、前日のトランプ米大統領との会談時に、ウクライナに対する米国の安全の保証の提供期間を30〜50年間に延長する可能性について提起した。
ゼレンシキー大統領が記者からの質問に答える形で明らかにした。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、現在の文書では米国からウクライナに対し、延長の可能性を伴う15年間の強力な安全の保証を提供することが記述されていると発言した。
その際ゼレンシキー氏は、「私はその問題を(編集注:トランプ)大統領に提起した。私は、私たちのところでは戦争が既に15年近く続いており、そのため、安全の保証がより長期のものとなることを強く望むと述べた。そして、私は彼に、私たちが30年、40年、50年の可能性を検討することを強く望んでいると述べた。そうなれば、トランプ大統領による歴史的な決断となるだろう」と伝えた。
また同氏は、トランプ氏はこの提案を検討すると回答したと述べた。
これに先立ち、28日、ゼレンシキー大統領は、米フロリダ州でトランプ米大統領と会談していた。
写真:大統領府