「ロシアを信じてはいけない」=ウクライナ国防次官、露軍ヘルソン撤退発表と「協議」呼びかけにコメント
ウクライナのマリャル国防次官は10日、ロシアのヘルソン州西岸からの撤退発表につき、ウクライナはロシアとの2014年から続く戦争を通じて、ロシアの言葉を信じてはいけないと確信していると発言した。
写真・動画 ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は11日未明、ウクライナ南部ミコライウの5階建て集合住宅をミサイルで攻撃し破壊した。現時点で住民2名の死亡、2名の負傷が明らかになっている。
2022年11月10日
ウクライナのマリャル国防次官は10日、ロシアのヘルソン州西岸からの撤退発表につき、ウクライナはロシアとの2014年から続く戦争を通じて、ロシアの言葉を信じてはいけないと確信していると発言した。
ザルジュニー・ウクライナ軍総司令官は10日、ウクライナ軍は11月9日だけで南部ヘルソン市周辺の12の自治体を解放したと発表した。
ロシア軍は、占領するウクライナ領南部のクリミアとヘルソン州の間で、新たに塹壕を掘ったり、以前掘ったものを刷新したりしている。
ロシア軍は、占領するウクライナ領南部のクリミアとヘルソン州の間で、新たに塹壕を掘ったり、以前掘ったものを刷新したりしている。
米国のミリー統合参謀本部議長は9日、ロシア軍の対ウクライナ戦争における死者と負傷者を合わせた数は10万人以上だと発表した。同時に同氏は、ウクライナ軍も同等の損耗数が出ている可能性があるとも指摘した。
2022年11月9日
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、ロシア軍がウクライナ南部ヘルソン州西岸から撤退すると発表したことにつき、敵は私たちにプレゼントはしないのであり、結果は全て自分たちが勝ち取っているものだとコメントした。
ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は9日、ロシア軍がウクライナ南部ヘルソンから撤退すると発表したことにつき、NATOは今はヘルソン周辺の情勢展開を観察しているところだと発言した。
ロシアの発表したヘルソン州ドニプロ川右岸からの撤退につき、地元記者のニキテンコ氏は、ロシア軍は防衛関連の活動は行っていないものの、軍人はまだ同市に残っていると発言した。
ロシア軍にてウクライナでの軍事作戦を指揮しているスロヴィキン司令官は9日、ショイグ露国防相に対して、占領するウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市を含むドニプロ川右岸からの撤退を提案した。
ウクライナのヴェレシチューク一時的被占領地再統合相は8日、ウクライナ領からロシア領へ連れ去られたウクライナ国籍の児童の内、ウクライナが取り戻すことのできたのは69名のみだと発表した。
ウクライナ南部ヘルソン州のフラン州議会議員は9日、同州西岸の全ての橋をロシア軍が破壊したと発言した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は8日、ウクライナ東部クラマトルシクの住宅街をミサイルで攻撃、これにより8歳の児童が負傷し、民家12軒が破壊された。
ウクライナの国防省傘下情報総局に所属するスキビツィキー氏は、ロシアは、国際社会がウクライナを協議のテーブルに座らせることを目的とした情報拡散を行っていると発言した。
米国のカール国防時間は8日、ロシアは現在の戦争でおそらくすでに主要戦車の半分を失い、高精度兵器の大半も消耗したとの見方を示した。
2022年11月8日
ウクライナ国防省傘下情報総局は8日、ロシアにて動員などに対して国民の不満が高まっていることを受けた報道の際の用語に関する勧告リストを入手したと発表した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は7日から8日朝にかけて、ウクライナ8州に対する攻撃を続けた。とりわけ、ウクライナ東部で激しい戦闘が起きている。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は7日、ウクライナは1991年時点に国際的に認められたウクライナ国境に到達するまでロシア連邦への抵抗は止めないと発言した。
ウクライナ一時的被占領地再統合省は8日、ロシア側からのウクライナ軍人38人の遺体が返還されたと発表した。
2022年11月7日
7日朝方、ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツィク州クラマトルシク市へとミサイルを4弾発射し、集合住宅を破壊した。
ウクライナのレズニコウ国防相は7日、ウクライナに防空システム「ナサムス(NASAMS)」と「アスピーデ」が到着したと報告した。
今年春からロシアによる占領の続くウクライナ東部のマリウポリ近郊にて、さらに1500以上の墓からなる大量埋葬地が衛星写真の分析にて発見された。
英国防省は7日、貧困な訓練、経験あるパイロットの損失などの問題から、ロシアが今後数か月で対ウクライナ戦争で制空権を獲得する可能性は小さいとの見方を発表した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は6日未明、ウクライナ南部ザポリッジャの民間企業の入っている建物をS-300のミサイルで攻撃、民間人1名が死亡した。
2022年11月6日
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、NATO加盟国はウクライナに対して軍事的・経済的支援を提供して、同国が自衛権を行使できるようにしていると発言した。
ウクライナ軍南部司令部「ピウデン(南)」のフメニューク報道官は5日、ロシア軍はウクライナ南部ヘルソン州から退却しているかのように見せているが、同時にウクライナ軍を罠にはめようとしている可能性もあると指摘した。
2022年11月5日
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は5日、ロシアとの「協議」を行うウクライナ代表団のメンバーは、エイブラムス、レオパルド、マルダー、ハイマースなどの重火器であるべきだと発言した。
2022年11月4日
ロシア軍による占領の続くウクライナ南部メリトポリ市(ザポリッジャ州)のフェドロウ市長は、現在同市からウクライナ政府管理地域へ脱出することが可能なルートは3つあると発言した。
ロシア軍からの激しい攻撃が続くウクライナ東部ドネツィク州マルインカ市では、警察の支援により、全住民の避難が完了した。
ロシア軍からの激しい攻撃が続くウクライナ東部ドネツィク州マルインカ市では、警察の支援により、全住民の避難が完了した。