ゼレンシキー宇大統領、モスクワ製油所への今週2回目の攻撃を認める
ゼレンシキー大統領がXアカウントで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今夜、私たちの長距離制裁が再びモスクワ地域に届いた。今週2回目となるモスクワ製油所への攻撃だ」と伝えた。
また同氏は、ロシア領ロストフ地域及び一時的被占領下ウクライナ領内の目標も攻撃されたと指摘した。
同氏はそして、「私たちの都市や共同体に対するロシアの攻撃への完全に公正な返答であり、ロシアの軍事機構を支える施設に対する私たちの戦士たちの活動のさらなる重要な成果だ」と強調し、保安庁、無人システム軍、特殊作戦軍、情報総局、ミサイル旅団といった、ウクライナの戦力による共同作業に謝意を表明した。
ゼレンシキー氏は、「ここ数日、全てのパートナーたちが私たちの中射程攻撃及び長距離制裁の命中精度と有効性に言及していた。この戦争を終結させる時が来ており、ロシアは外交において必要な措置を取らねばならない」と強調した。
また、BBCロシア語版は、モスクワ市とモスクワ州が無人機の攻撃を受けたとし、カポトニャ地区にある製油所の敷地内で火災が発生したと報じた。
ソビャーニン・モスクワ市長は、同市に飛来した137機の無人機が撃墜されたと主張した。また同氏は、数機の無人機が地元の製油所に到達したことを認め、ショッピングセンター「サドヴォド」の敷地内に無人機の破片が落下したと報告した。
その後、同氏がモスクワに向かって飛んできた撃墜されたとされる無人機の数が194機に増加したと発表したと、アストラが伝えた。
アストラのオープン・ソース分析(OSINT)によれば、攻撃を受けたロシアの首都の製油所では、少なくとも5か所の火災が発生したという。
また、モスクワの集合住宅への被害も報告されている。
さらにアストラは、ロシア領ロストフ州グコヴォ市では、無人機の攻撃により石油基地で火災が発生したと伝えた。
同州のスリュサリ知事は同日朝、攻撃の結果、グコヴォ市で「商業施設2か所で火災が発生」し、ディーゼル機関車が損傷したと報告した。同氏はまた、1名が死亡、2名が負傷したと主張した。
2026年に撮影されたグーグルの衛星画像は、グコヴォの石油基地には石油製品の保管に使用され得る8基のタンクが配置されており、企業の敷地内には鉄道線路が敷かれていることがわかる。
さらにアストラは、ロシア領ベルゴロド州シェベキノ市近郊で、おそらく引火性または可燃性の物質の倉庫で火災が発生したと伝えた。
アストラによれば、17日夜、モニタリング・チャンネル「シェピト・シェベキノ」に、激しい火災を目撃した人物による写真と動画が投稿されたという。投稿の数分前、火災が発生した地区で無人機の飛行が報告されていた。
アストラの分析者は動画と写真から、火災がシェベキノから約7.5キロメートルの、ルジェフカ村とヴォズネセンカ村の境界にある工業地区で発生したことを明らかにしている。火災現場に最も近いガソリンスタンドは、特定された区画のすぐ外側に位置している。アストラはまた、倉庫が軍事物資のために使用されていた可能性を推測している。
一方、ロシア国防省は、6月17日から18日にかけての夜間に、ロシアの17の地域、一時的占領下のクリミア、アゾフ海の上空で555機の無人機を「迎撃及び撃破」したと主張した。
本日のモスクワへの攻撃は、過去2年間で最大規模となったと指摘されている。