ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソンで野菜販売員を無人機で追跡攻撃
動画
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は4日、同国南部ヘルソンで無人航空機で野菜を販売している市民を追いかけ回して攻撃した。
シャンコ・ヘルソン市軍行政府長官が攻撃の場面の動画をフェイスブック・アカウントに公開した。
シャンコ氏は、「ヘルソンの市場で敵の無人機が販売員を『狩る』動画は、すでに多くの情報媒体で拡散されている。これは本日6時45分頃、ツェントラリニー地区で起きた」と伝えた。
この男性は助かろうとして逃げ回り、無人機操縦者は男性の上空で無人機をしばらく飛び回した後、男性に攻撃を加えた。なおこの男性は負傷したものの、命には別条ないという。
同氏はこの他、前夜、ロシア軍が同市ツェントラリニー地区で複数の自動車を破壊・損傷させたと報告した。
また、この動画について、ウクライナのシビハ外相は、Xアカウントにて、ヘルソンでの民間の人に対するロシアの無人機による「狩り」は、ロシアの戦争犯罪の体系的性質を確認するものだと強調した。その際同氏は、「ヘルソンでのこの野蛮なロシアの戦争犯罪には、国際的非難と司法が必要だが、類似の数千の犯罪が人々の目に届いていないのだ」と主張した。
そして同氏は、この無人機を操作しているロシア兵は、民間の人を狙っていることを完全に認識していると指摘した。同氏はその上で、「この恐ろしい動画は、ロシアの野蛮人たちが、手の届くあらゆる場所で、ブチャにおける自らのジェノサイド的蛮行を再現しようとしていることを証明している」と警告した。