ロシアは5月に戦場で重大な成果を上げられなかった=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、前線におけるウクライナの陣地は現在強固であり、ロシアは5月に戦場で重大な成果を上げられず、その兵力損耗数は毎月3万〜3万5000人に達していると指摘した。
ゼレンシキー大統領がキーウで開催されたウクライナNATO理事会会合の参加者に向けたスピーチの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「前線におけるウクライナの陣地が強固であり、私たちが占領された領土を徐々に取り戻していることを、あなた方皆が目にしている。5月、ロシアは戦場で重大な成果をほぼ全く上げられなかった。そしてそれには意味がある。ロシアの損耗にも是非注目していただきたい。彼らは毎月3万〜3万5000人の軍人を失っている。さらに、その損耗の性質は過去1年間で変化しており、約63%が死亡、残りの37%が重傷である。これは巨大かつ不可逆的な損耗なのだ」と指摘した。
また同氏は、ロシアの占領部隊の総数が減少しているため、ロシアにとってもそれが深刻な問題になりつつあると指摘した。
同氏はその際、「私たちはまた、中射程・長射程攻撃により、非常に重要な成果を達成した。ロシアは一時的占領地及びロシア中部の一部において、明らかな燃料不足に直面しており、その物流にも深刻な混乱が生じている」と述べた。
そして同氏は、この圧力によりウクライナがロシアに対して、外交かさらなる損失かの選択を迫っていると指摘し、さらに「現在、ロシアに残された最後の『主張』は弾道ミサイルだけだ。それ1つだけだ」と強調した。
写真:大統領府