ゼレンシキー宇大統領、ウクライナ代表団から米国との協議結果の報告を受ける

ゼレンシキー大統領がＸアカウントで報告した。

ゼレンシキー氏は、「トランプ大統領の代表者たちと建設的な作業を行うことができた。そして、今複数の文書の草案の準備ができている。具体的には、ウクライナのための安全の保証に関する文書、復興に関する文書、それからこの戦争を終結させるための基本的な枠組みに関する文書だ」と伝えた。

また同氏は、現時点では文書の各項目は、戦争の現実的な終結という課題と、ロシアによる３度目の侵攻を看過しないという必要性に合致する内容になっていると指摘した。

同氏はそして、「交渉と会談の度に、ウクライナの利益の確保が積み重ねられており、正にそのような建設的な形で、私たちはこの作業を継続していく」と強調した。

加えて同氏は、欧州諸国による支援と調整についても謝意を表明した。

その上で同氏は、「米国との対話の再開を待っている。外交が、常にロシアへの必要な圧力及びウクライナへの必要な支援と一緒になって進むことが重要だ。ロシアによるウクライナへのそれぞれの攻撃や前線での集中的な襲撃は、ウクライナの戦争終結への意志がロシアのそれを大きく上回っていることを証明しており、侵略者に対する世界の圧力を強化することを通じて、それを是正しなければならない。ウクライナと共にある全ての人々に感謝している！」と伝えた。

これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は２２日、和平計画の枠組みとなる一連の文書案の基本部分は準備が整っていると発言していた。