ノルウェーからウクライナに供与された「F16」、まもなく運用準備完了へ
ストーレ・ノルウェー首相が14日、オスロを訪問したゼレンシキー宇大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ストーレ氏は、「ノルウェーはウクライナへ6機の『F16』を供与した。ノルウェーでは既に数年前から『F35』を保有しており、それらは現役で運用されていなかった機体だ。したがって、ウクライナ空軍への編入に向けて準備が必要な機体であった。(中略)最初の機体はまもなく運用が開始されると思う」と述べた。
同氏はまた、これらの機体は現在ウクライナの所有物であり、米国とウクライナと結ばれた合意に基づき、ベルギーにて技術者が修理及び準備を行っていると伝えた。さらに同氏は、同型の戦闘機を供与した他の諸国は、稼働状態で提供したとして、ノルウェー提供の機体の運用の遅れの理由を説明した。
その他ストーレ氏は、ノルウェーは常に防空能力、ミサイル、迎撃機を重視してきたとし、ノルウェーがウクライナに提供した支援パッケージにはこれら全ての要素が含まれていたと伝えた。同氏はさらに、ノルウェーはドイツ、オランダ、スカンジナビア諸国、その他のパートナー国と共に、これらのパッケージがウクライナのニーズに合致するよう主張し続けていくと述べた。
加えて同氏は、ノルウェーは欧州の大部分の国と同様に、ウクライナと安全保障協力合意を締結しており、ノルウェーは欧州諸国の連合の一角であると強調した。
その上で同氏は、「ノルウェーはウクライナの不変の支持者であり続ける。(中略)ウクライナは欧州の中に入る。ウクライナは欧州の安全保障に統合される。したがって、私たちは、より良い安全の保証を得るために、英国、フランス、ドイツをはじめとするパートナー諸国と協力している」と強調した。
ノルウェーがウクライナへ戦闘機を供与することについて、ウクルインフォルムは2024年10月の時点で既に報じていた。
しかし、過去数日、機体の状態やパイロットの訓練の問題により、ノルウェー提供の機体はまだ実戦に投入されていないとの情報が生じていた。
なお、今回のゼレンシキー大統領のノルウェー訪問中に、両国首脳は「防衛パートナーシップに関する宣言」に署名していた。
ゼレンシキー宇大統領によるノルウェーへの公式訪問は、今回で4回目。
また、ストーレ・ノルウェー首相は2か月前にキーウを訪問している。