ロシア・ウクライナ戦争終結に向けた交渉への欧州・ドイツの参加は不可欠=メルツ独首相
ウクルインフォルム
ドイツのメルツ首相は14日、ロシア・ウクライナ戦争の終結に関するいかなる合意形成にも、欧州は必ず関与しなければならないとの見方を改めて示した。
メルツ独首相がベルリンで行われたゼレンシキー宇大統領との共同記者会見の際に述べた。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
メルツ氏は、「どのような合意であれ、欧州の署名を得たいのであれば…、なおその署名は不可欠なものである。なぜなら欧州はプロセスの一部であり、和平合意の一部でなければならないからだ。そうであるならば、欧州は関与しなければならない。米国政府はそのことを知っている」と述べた。
また同氏は、現在ウクライナにとって最大のパートナー国であるドイツは、そのプロセスに参加しなければならないと主張した。
同氏はさらに、「欧州の参加、EUの参加、さらに補足したいが、昨年2025年から既にウクライナにとって大差で最大の支援国となっているドイツの参加は、私にとって絶対的に不可欠である。私たちはこの(編集注:戦争終結交渉)プロセスの一部となり、また欧州の協力の枠内でも、経済的な相互作用においても、ウクライナの戦後秩序の形成の一部となるだろう」と述べた。
加えて同氏は、ウクライナは和平への準備ができているが、「モスクワが自らの最大主義的要求を実現させるような『押し付けられた和平』」を受け入れることはないとも指摘した。
そして同氏は、「同様に、私たちはEUやNATOの弱体化も受け入れない。したがって、今私たちに必要なのは賢明で、同時に断固とした外交である。私たちは和平プランに関する交渉の継続と、ウクライナへの信頼できる安全の保証の提供を支持する。そしてそれは、キーウが今後も侵略国ロシアに立ち向かうことができ、私たちがそれを支援し続けるということを想定している」と発言した。