和平計画の枠組みとなる文書案の基本部分は準備ができている=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、和平計画の枠組みとなる一連の文書案の基本部分は準備が整っていると発言した。
ゼレンシキー大統領が外交関係者を祝う日の式典の際に、報道陣の質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私の見解では、最初の草案のために行わなければならないことは、もう全て行われた。計画には項目が20ある。恐らく全てが理想的というわけではないが、しかし、その計画は存在する。私たちと欧州連合(EU)、そして米国との間に、枠組み文書の安全の保証がある。また、私たちと米国の間には、別途、二国間の安全の保証の文書がある。正にそれらが、細部や非公開の付随文書を含めて、米国議会で審議されなければならない」と発言した。
また同氏は、非公開の付随文書の案を読んだとし、「現在、それらは全て十分に立派な内容に見える」と指摘した。
同氏はさらに、安全の保証に関する文書案はウクライナ軍だけでなく、米国側の軍関係者も一緒に策定したものだとし、「それは、私たちが現実的な成果に非常に近づいていることを示している」と補足した。
同氏はその他、「ウクライナ復興に関する合意の最初の草案」も作成されたと伝えた。
その上で同氏は、「つまり、私の思うに、基本的に全ての文書の基本部分は、準備が整っているということだ」と発言した。