EU・NATOへの「二流加盟」にウクライナは同意しない=ゼレンシキー宇大統領

EU・NATOへの「二流加盟」にウクライナは同意しない=ゼレンシキー宇大統領

動画
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ウクライナは欧州連合(EU)及び北大西洋条約機構(NATO)の二流加盟のような形態には同意せず、完全な統合を主張していると発言した。

ゼレンシキー大統領がベルリン訪問時のメルツ・ドイツ首相との記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「例えば、EU加盟に関しては、ドイツとメルツ氏が私たちを支持していることを非常に嬉しく思う。欧州の誰もが私たちの立場を知っている。私たちには『EUライト』は必要ない。『NATOライト』も同様だ(編集注:いずれも種々の制限のある形での加盟を形容したもの)」と述べた。

また同氏は、ウクライナは両機構の完全かつ強力なメンバーにならなければならず、それはウクライナとパートナーたちの双方の利益に合致すると指摘した。

同氏はそして、「正直に言って、欧州にとってもNATO諸国にとっても、完全な形の強力なパートナーとしてのウクライナが必要であり、私たちの強力な軍が必要だと私は考えている」と発言した。

同氏は加えて、強力なウクライナ軍の重要性を強調し、「弱められた形態(編集注:の加盟)」は受け入れられないと強調した。同氏はその際、「なぜなら、誰も『ウクライナ軍ライト』など必要としていないからだ。それで一体どのような防衛になるというのか? よって、これは双方にとっての利益なのだと私は思う」と述べた。

これに対して、同記者会見時、メルツ独首相は、ドイツはウクライナのEU加盟という目標を支持しているものの、短期的にはその完全な実現は不可能だとの見方を示した。

メルツ氏は、「長引いているロシアによる不法な侵略戦争に関連して私たちを結びつけている全てのこと以外に、私たちはまた、ウクライナのEU加盟という目標を共有している。ドイツはこの目標を支持している。たとえ、それが短期的には完全には実現できないものであることを、私たちが互いに理解しているとしてもだ」と述べた。

同時に同氏は、ウクライナのEU加盟は「欧州のより大きな安全と繁栄のための、戦略的に重要な一歩となるだろう」と強調した。

同氏は続けて、「正にそのために、ドイツ連邦政府はウクライナに対し、改革、特に汚職対策及び法の支配の分野における改革をさらに積極的に進めるよう促している。なぜなら、これらの努力には価値があるからだ。この方向への一歩一歩が、欧州へのさらなる一歩となる。そして私は、これが欧州及びウクライナの共通の利益であることを特に強調したい」と述べた。

そして同氏は、ドイツはウクライナに対して「どのように一歩一歩、EUに近づくことができるかという道筋」を示したいと述べた。

同氏は加えて、「それは『二流』の加盟を意味するのではなく、段階的な接近のプロセスのことだ。このプロセスにおいて、ウクライナは一定の課題を実行しなければならず、EUもまた自らの課題を実行しなければならない。加盟プロセス及びその後の加盟の双方に基準が存在するからだ」と補足した。

写真・動画:大統領府


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

オンラインメディア主体 メディア識別番号:R40-01421.

© 2015-2026 Ukrinform. All rights reserved.

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-