ロシア軍、ウクライナ各地を大規模攻撃 キーウ市・州で死者計5名 各地で緊急停電導入
首都キーウでは、クリチコ市長がテレグラム・チャンネルにて、同攻撃により死者が2名、負傷者が5名確認されたことを伝えている。
クリチコ氏は、「敵の攻撃で2名が死亡、5名が被害を受けた」と伝えた。1名の児童を含む負傷者5名は全員病院へ搬送されたという。
国家非常事態庁は、フェイスブック・アカウントにて、キーウでは市内4地区で着弾が確認されていると伝えた。
報告には、「10月22日未明と朝、敵は首都に対して複合攻撃を仕掛けた。暫定情報で死者が2名、負傷者が複数名でている」と書かれている。報告にある市内各地区の被害は以下のとおり。
・ドニプロウシキー地区:16階建て集合住宅に着弾あり。6階部分で火災発生、10名避難。2名の遺体発見。
・ダルニツィキー地区:無人機着弾で17階建て集合住宅の11階から16階にかけて火災発生。15名が救出された。2階建ての非居住型建物でも火災発生。
・デスニャンシキー地区:10階建ての建物の壁面が破損、自動車1台、送ガス管が炎上。20名救出。
・ペチェルシキー地区:25階建て建物の上部複数階層に着弾あり。火災は、救助隊到着前に静まっていた。
中部キーウ州では、国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルにて、未明・朝の攻撃で3名が死亡、2名が負傷したと報告した。
同庁は、「未明と朝、州内複数の地区が攻撃を受けた。ザジムヤ共同体で児童複数含む3名が死亡。救助隊員が創作活動と瓦礫除去を行っている」と伝えた。
また、ブロヴァリでは、炎に包まれた建物から負傷した83歳の女性が救出されたという。
南部ザポリッジャ州では、フェドロウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて、州都ザポリッジャへの攻撃で5名の住民が負傷したと報告した。
フェドロウ氏は、「夜間のザポリッジャへの攻撃で5名が負傷。全員女性だ。最年少は21歳、最年長は62歳」と書き込んだ。
またフェドロウ氏は、同攻撃で集合住宅が15軒損傷し、約2000人のところで停電が生じていると伝えた。
フェドロウ氏は、「未明1時半から敵はザポリッジャを攻撃し始めた。『シャヘド』10機以上だった。軍人たちに感謝する。全てが着弾したわけではない。複数地区の15軒の集合住宅と民家、非居住型建物が損傷した」と伝えた。
中部ポルタヴァ州では、コフト州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて、夜間の攻撃で同州の石油・天然ガス・インフラが損傷したと報告した。犠牲者は出ていないとのこと。
南部ドニプロペトロウシク州では、ハイヴァネンコ州軍行政府長官代行がテレグラム・チャンネルにて、同州はミサイルと無人機の攻撃を受けたと報告した。インフラ、民家、集合住宅、送ガス管、ガレージ、自動車が損傷したという。犠牲者は出ていないとのこと。

ウクライナのフリンチューク・エネルギー相は、フェイスブック・アカウントにて、ロシア軍は夜間を通じてウクライナ各地のエネルギー・インフラ施設を攻撃したと伝えた。
フリンチューク氏は、「夜間中、敵は、国のエネルギー・インフラを攻撃した。大規模攻撃が続いている」と書き込んだ。
電力会社「ウクルエネルホ」は、フェイスブック・アカウントにて、ウクライナ国内大半の地域で緊急停電が導入されていると報告した。
同社は、「エネルギー・インフラへの大規模ミサイル・無人機攻撃を受け、ウクライナの大半の地域で緊急停電が導入されている。復旧作業は、現在治安状況が許すところで続いている」と伝えた。
また、緊急停電は、エネルギーシステムの状況が安定し次第解除されるとある。