ロシアが戦場で負けてはじめて、ウクライナの安全の回復が近くなる=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、11日にコペンハーゲンでウクライナのパートナー国による国防相級の対ウクライナ武器支援会議が開催されることを報告した。
ウクライナのレズニコウ国防相は、ウクライナとロシアとの協議は、ウクライナのパートナー国も席に着く場合のみ可能だとの見方を示した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、11日にコペンハーゲンでウクライナのパートナー国による国防相級の対ウクライナ武器支援会議が開催されることを報告した。
2022年8月10日
G7外相は10日、ロシア連邦に対して、ザポリッジャ原子力発電所の完全な管理を直ちにウクライナに戻すことを要求する声明を発出した。
ウクライナのクレーバ外相は10日、欧州連合(EU)加盟国とG7諸国に対して、ロシア国民へのビザ発給を停止するよう呼びかけた。
8月1日に黒海のいわゆる「穀物回廊」を通じて、ウクライナ南部オデーサ港から出港していた貨物船「ラゾニ」は、当初のレバノンのトリポリ港を目指していたが、積載するトウモロコシの買取業者の変更を受け、トルコのメルシン港に入港した。
フェドロウ・メリトポリ市長は、9日にウクライナ南部ザポリッジャ州のアゾフ海に面し、ロシアに一時的に占領されているキリリウカにて、少なくとも2回の爆発があったと伝えた。
ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は、9日を通じてウクライナ東部ドネツィク州の10の自治体を攻撃、住民に死傷者が発生した。
フィンランドのマリン首相は、ロシア連邦からシェンゲン圏への観光客の流入を制限する欧州全体の決定を採択するよう呼びかけた。
ウクライナへの全面的侵略を続けるロシア軍は10日、ウクライナ南部ドニプロペトロウシク州ニコポリ地区を多連装ロケットシステム「グラート」で砲撃し、その結果、住民13名が死亡した。
米ホワイトハウスは9日、自国の領土一体性と主権を防衛し、ロシア侵略に反撃を加えているウクライナを支持し続けると発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、ウクライナはクリミアを決してあきらめないし、クリミアから始まったロシアの戦争は、クリミアの解放で終わるべきだと発言した。
2022年8月9日
9日、被占領下ウクライナ南部クリミアのロシア占領政権は、ロシア軍航空基地のあるノヴォフェドリウカにて爆発が発生したことを認めた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、チセケディ・チロンボ・コンゴ民主共和国と電話会談を行った際、ロシア連邦の軍事侵略によって生じた世界の食糧危機を克服しなければならないと伝えた。
欧州委員会のスタノ報道官は9日、アムネスティ・インターナショナルによるウクライナ軍が民間人居住区にて戦闘をしているとする報告書につき、ロシア軍こそが民間人を攻撃しており、ウクライナ軍は民間人を守ろうとしているのだとコメントした。
ウクライナ政府は9日、17名のウクライナ軍人の遺体が返還されたと発表した。
8月9日の「世界の先住民の国際デー」に合わせて、ウクライナ政権は、自国の先住民の権利保護と一時的被占領下にあるクリミアの奪還の意図を改めて確認した。
ウクライナ南部ヘルソン州のへニーチェシク地区にて、ロシア軍の弾薬が爆発した。へニーチェシク地区は、被占領下クリミアに隣接している。ウクライナ側は今のところ公式発表を行っていない。
ウクライナ軍は、トルコ製装甲輸送車「キルピ(Kirpi)」を50台受け取った。今後、さらに150台を受け取る予定だという。
ウクライナの国家警察は、8日にロシア軍が前日東部ドネツィク州を27回攻撃し、学校や人道支援提供センターなどが被害を受けた他、民間人に死傷者が出ていると伝えた。
9日朝、ウクライナ南部オデーサ州のチョルノモルシク港から、いわゆる「穀物回廊」を通じて、さらに2隻の貨物船が出帆した。トウモロコシを載せた「オーシャン・ライオン」は韓国へ、ヒマワリ油粕を載せた「ラフミ・ヤージュ」はイスタンブルへ向かう。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、3月末のイスタンブルでのロシアとの協議の際にウクライナが提案した通称「イスタンブル・コミュニケ」に立ち戻ることはもはや不可能だろうとの見方を示した。
ウクライナの著名中国専門家であるユーリー・ポイタ氏は、ウクライナは二国間関係の現状、ウクライナの国益、中国の露宇戦争における立場などを考慮した上で、中国との関係ステータスを見直すべきだと主張している。
ドイツのコラツ国防報道官は、8月11日にコペンハーゲンにて開催される北欧同盟国の国防相級のウクライナ支援会議は、米国主導で開催されている「ラムシュタイン」会合の延長線に位置付けられるものだと指摘した。
在ウクライナ米国大使館は8日、米国政府は米国国際開発庁(USAID)を通じて、ウクライナ政府へと総額45億ドルの直接の予算支援を供与すると伝えた。これは、ロシア侵略によって生じている厳しい予算不足を緩和するものだという。
ロシアに制圧されたウクライナ東部マリウポリのアンドリュシチェンコ市長顧問は7日、半壊した建物に暮らす市民の生活の様子を写した動画を公開した。
レバノンのウクライナ穀物の購入業者は、遅延を理由に貨物船で輸送された穀物の受け取りを拒否した。
米国政府は8日、ウクライナに対する総額10億ドルの新たな安全保障支援パッケージを公表した。同支援には、高機動ロケットシステム「ハイマース」のミサイル、155ミリ・120ミリ口径の弾薬、防空ミサイル「ナサムス」、その他兵器・機材を含む。
2022年8月8日
キーウ動物園で飼育されているウクライナで唯一のゴリラのトニーが48歳の誕生日を迎えた。
ウクライナ北部チェルニヒウの地方裁判所は8日、今年2月に同市郊外の集合住宅を砲撃したロシア軍戦車兵ミハイル・クリコフ被告に実刑判決を言い渡した。
ウクライナ軍南部司令部「ピウデン(南)」のフメニューク報道官は、南部オデーサ州の海洋港から黒海を通じて穀物を輸出するための通称「穀物回廊」は問題なく機能しているが、今後ロシアから挑発行為が行われる可能性は排除されないと発言した。