豪州とNZ、新たな対露制裁を発表
オーストラリアの制裁は、アルバニージー首相、マーレス副首相兼国防相、ウォン外相が声明にて発表した。
声明には、「本日、オーストラリア政府はロシアに関連する180の個人、団体、『影の船団』の船舶に対し、追加の目的別制裁を導入した。これは2022年2月以来、私たちにとっての最大の制裁パッケージだ」と書かれている。
新たな制限措置は、ロシアの金融・銀行、防衛、航空、石油・ガス、輸送、科学技術部門を対象としているとし、これらはロシアの収入を削減し、ウクライナへの不法かつ残虐な侵攻を継続する能力をさらに制限することを目的としているとある。
また声明には、オーストラリアはウクライナのための公正かつ永続的な平和への追求において揺るぎなく、ウクライナの人々の勇気と強靭性に敬意を表すると強調されている。
さらに、オーストラリアは「有志連合」を通じて、ウクライナ及び国際的なパートナーと緊密に調整を行っているとし、特に、同国副首相が24日夜に開催される「有志連合」会合に参加する予定だと書かれている。
ニュージーランドの新たな対ウクライナ支援と対露制裁は、同国政府のウェブサイトで公表された。
ピーターズ・ニュージーランド外相は、「今冬、ロシアが民間インフラを爆撃したことは、ウクライナの人々に大きな打撃を与えた。今回の支援は、ニュージーランドの変わらぬ連帯を示すものだ。これらの拠出金は、ロシアによるウクライナ民間人及びエネルギーインフラへの残虐な冬季の攻撃によって生じた差し迫ったニーズを満たすのに役立つ」と伝えた。
発表によれば、ニュージーランドは、戦争で甚大な被害を受けたウクライナ民間人を支援する国際的なパートナーに対し、500万ニュージーランド・ドル(298万米ドル)の人道支援を提供するとある。さらに300万ニュージーランド・ドル(170万米ドル以上)が、世界銀行が管理し、エネルギーの強靭性と再建を支援する「ウクライナ支援・回復・再建・改革信託基金」に充てられるという。
その他、ニュージーランドは同日、ロシア産原油の価格上限の引き下げ及び「影の船団」の船舶100隻に対する制裁を含む、第34次の対露制裁パッケージを発表した。
ピーターズ外相は、「これらは、プーチン氏によるウクライナへの不法な侵略戦争を支える重要な石油収入を削減することを目的とした、慎重に検討された措置である」と指摘した。
ニュージーランドはまた、ベラルーシ、イラン、北朝鮮の主体、代替決済サービス提供者、悪質なサイバー主体、ロシアの軍事産業複合体を支援する者に対しても制裁を科したとある。
写真:エネルギー省