ウクライナ南部の露占拠ザポリッジャ原発への送電線修理のための局地停戦が発効=IAEA
ウクルインフォルム
国際原子力機関(IAEA)は5日、ウクライナ南部に位置し、ロシアが2022年から占拠を続けるザポリッジャ原子力発電所への送電線修理を可能にするため、ウクライナとロシアの間で局地停戦の合意を取り付けたと発表した。
IAEAがXアカウントにて伝えた。
発表には、「IAEAの仲介により達成された局地停戦が本日、ザポリッジャ原発付近の前線で発効した。これにより、核事故の脅威を防ぐための必要な送電線修理を行うことが可能になる」と書かれている。
また、IAEAの専門家による監視の下、敷地の大規模な地雷除去を経た後、双方当事者の技術専門家が、軍事行動によってもたらされた750キロボルトの送電線「ドニプロウシカ」の損傷の修理に数日中に着手するという。
発表にはさらに、この送電線は2か月以上前に遮断されており、その結果、欧州最大の同原子力発電所は、停止中の6基の原子炉の冷却に必要な電力を供給するために、330キロボルトの唯一の送電線に依存した状態が続いていたと説明されていっる。
IAEAは、ここ数週間でザポリッジャ原発は同送電線へのアクセスを数回失っており、非常用のディーゼル発電機の使用を余儀なくされていたことを喚起している。
今回の修理の準備は、送電線の損傷場所がドニプロ川の衝突ラインの付近にある高い鉄塔の頂上であることから、困難になっていたという。
IAEAはまた、ザポリッジャ原発付近での停戦発表は、昨年末以降、今回で6回目となると伝えている。