ウクライナとロシア、被拘束者交換を実施 186人のウクライナ人が帰還
ゼレンシキー宇大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー大統領は、「本日、さらに185人のウクライナの防衛者がロシアの拘束から故郷へと帰還している。そして、防衛者たちと共に1人の民間人も帰還している。ウクライナ軍、国家警護隊、国境警備庁の戦士たちだ。兵士、軍曹、将校たちである。彼らはマリウポリや『アゾフスタリ』、ドネツィク方面、ルハンシク方面、ハルキウ方面、ヘルソン方面、ザポリッジャ方面、スーミ方面、キーウ方面、クルスク方面で私たちの国を守っていた者たちだ」と伝えた。
ロシアの捕虜から186人のウクライナ人が帰還 写真:大統領府
ゼレンシキー氏はまた、解放された防衛者の中には、2022年からロシアの捕虜となっていた者も含まれていると伝えた。
そして同氏は、交換を実現している全ての人々、担当チーム、パートナーたち、特に交換基金を補充している(編集注:ロシア兵を拘束している)戦士たちに対して謝意を伝えた。同氏はその際、「作業は継続している。私たちの人々の帰還は、ウクライナにとって不変の優先課題だ。一人一人のウクライナ人を拘束から解放するために、毎日取り組んでいる」と述べた。
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— Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) June 5, 2026
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また、捕虜待遇調整本部は、フェイスブック・アカウントにて、今回解放された防衛者の大半は2022年に捕虜となり、その一部はマリウポリの防衛時に拘束されたものだと伝えた。
報告には、「本日、通算75回目となる被拘束者交換が行われた。交渉プロセスの結果、ウクライナ大統領の指示に従い、調整本部によって、ロシアの拘束から185人のウクライナ軍人が解放された。それとは別に、ロシア側が2022年から拘束していた民間人のウクライナ人1人を故郷へ帰還させることにも成功した」とある。
解放された軍人は、海軍、陸軍、空挺強襲軍、領土防衛隊、特殊作戦軍、軍事法秩序局に所属する者や、国家警護隊及び国境警備庁の隊員たちだという。
調整本部は、「本日解放された防衛者の大半は2022年に捕虜となり、その一部はマリウポリの防衛時であった。解放された者の中には、アゾフスタリへの空中回廊というユニークなヘリコプター作戦の参加者も含まれている」と伝えた。
そして調整本部は、「交換の組織及びウクライナ人の帰還の促進につき、米国及びアラブ首長国連邦に謝意を表明する」と強調した。
解放された者全員が、今後健康診断、治療を受け、必要な物資を提供され、支給金を受け取り、リハビリを受け、社会への再統合を行っていくことになると説明されている。
これに先立ち、トランプ米大統領は、5月9日、ロシアとウクライナの首脳が同氏の要請に基づき、3日間の停戦及び「1000人対1000人」の捕虜交換に同意したと発表していた。
その後、5月15日、「1000人対1000人」の被拘束者交換の第1段階が実施され、ロシアの拘束から205人のウクライナ人が帰還していた。