ケロッグ米国元特使、ロシア・ウクライナ戦争が夏までに終結することに期待

ケロッグ米国元特使、ロシア・ウクライナ戦争が夏までに終結することに期待

ウクルインフォルム
米国のケロッグ元ウクライナ担当大統領特使は21日、ロシアの対ウクライナ戦争が、今年の夏までに止まることへの期待を表明した。

ケロッグ氏がスイス・ダボスで開催されている世界経済フォーラムのサイドイベントとして開かれた討論会「ウクライナ:最前線の未来」の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ケロッグ氏は、「ロシアはこの戦争に勝っていない。彼らは勝利していない」と発言した。

また同氏は、ロシアのプーチン氏は「自らの成功をマイルではなくメートル単位で評価している」と指摘した(編集注:ロシア軍の成果が微々たるものとの意)。同氏はそして、プーチン氏は「ロシア最後の皇帝ニコライ2世のようにはなりたがっておらず、戦争に勝てないことを悟っているため、この状況から抜け出す方法を見出そうとしている」との見方を示した。

さらに同氏は、キーウの厳しい冬の条件や状況を理解しているとした上で、「もしウクライナがこの冬、1月、2月を乗り切り、3月、4月に入れば、優位性はロシアではなくウクライナ側に生じるだろう」と指摘した。同氏はその際、ロシア軍が現在行っている行動において大きな成功を収めることはないとの見解も示した。

同氏は加えて、ロシア側の甚大な損耗についても言及し、「彼らの先遣部隊は壊滅している。彼らは20人以上の将軍を失っている」と指摘した。

同時に同氏は、和平交渉につき「おそらく最終段階に近づいている」として、「良い結果」への期待を表明した。

その際同氏は、障害となっているのはウクライナではなくロシアのプーチン氏だとし、「彼は、もし退けば、敗北を認めることになるため、退くことできないという、心理的な点に達している。しかし、彼がこれまで行ってきたことは失敗なのだ」と指摘した。同氏は、ロシア側が制圧した領土を見れば、その規模は実に最小限だと補足した。

同氏はその他、戦後にはウクライナの復興を開始できるようになると述べ、「ウクライナに平和が訪れる可能性はある。そして、私は、今年の夏の独立記念日(編集注:8月24日)までに、その地に平和が生じることを期待している」とまとめた。


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