ゼレンシキー宇大統領、選挙実施可能性について「ウクライナは妥協する用意がある」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、戦争が続いているにもかかわらず、選挙実施への準備があると述べたことにつき、その発言は米国をはじめとするパートナー国に対して、ウクライナは和平交渉において妥協の準備があることを示したかったことによるものだと説明した。
ゼレンシキー大統領が欧州など諸国の国家安全保障担当首脳補佐官との会合後記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私は、治安や法律の観点から戦時中に選挙を実施することは非常に困難だと常に述べてきた。しかし、外交の道において私たちを立ち止まらせる理由は1つもあってはならない。ロシアは何らかの妥協に向かっているのに、ウクライナはそうではない、と米国側から非難されたくない。だから私は、私たちは選挙への準備がある、と述べたのだ」と説明した。また、同氏はその妥協への準備を示したいという思いから、特別な時期における選挙実施のための法改正を準備するよう議会に指示したと述べた。
同時に同氏は、停戦なしに選挙を実施することは不可能であると強調し、実施に向けてインフラを支える支援をパートナー国に呼びかけた。
同氏はそして、「これは、選挙が必ず行われるという意味ではないが、この道筋は準備する必要がある。戦争が継続していく可能性もあるからだ」と指摘した。
また同氏は改めて、ウクライナには選挙の用意があると強調した。そして、「私は椅子にしがみついているわけではないし、今後もそうするつもりはない。もしこれが戦争を終わらせる助けとなるのなら、実行しようではないか」と語った。
写真:大統領府