ゼレンシキー氏、和平プロセスについて「1月に署名の準備が整う文書がある」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、和平プロセスについて、1月中に署名の準備が整う文書があると発言した。
ゼレンシキー大統領が記者団とのやり取りの際にウクルインフォルムの記者の質問に答える形で発言した。
ゼレンシキー氏は、記者の質問に対して、「1月に署名の準備が確実に整う文書がある。それは、当事者の署名の機会と意志に左右される」と述べた。
また同氏は、交渉を成功裏に終わらせるために、ロシアの独裁者プーチン氏と会う準備があると改めて強調した。同氏はその際、「私たちは、1月に欧州、米国及びウクライナの首脳が全員一堂に会する機会があると考えている。そして私たちは、ロシアとの会談についても問題を提起した。私は、トランプ大統領や欧州の首脳たちに伝えたし、今再びそれを明言する。『私はプーチンとのいかなる形式の会談への準備もある』。いかなる形式の会談も恐れていない。重要なのは、ロシア側が恐れないことだ」と発言した。
その他同氏は、現在交渉が進められている文書の内6番目のものは、和平合意及び安全の保証を実現するための段階的な計画だと説明した。同氏はその際、「私が述べてきた、私たちの6つの文書のうち、6番目の文書は、私たちが議論のために提案している計画である」と述べた。