ゼレンシキー宇大統領、トランプ米大統領に会談開催につき謝意表明 実質的な成果に期待
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、フロリダ州でのトランプ米国大統領との会談開始の前に、これまでに作成された諸文書が実質的な成果に繋がる可能性に期待を表明した。
ゼレンシキー大統領が交渉開始前のトランプ大統領とのメディア向けの短時間発言の際に述べた。
ゼレンシキー氏は、「会談につき感謝している。私たちのチームは、交渉において自分たちにできる限りのことを全て行ってきた。彼らは素晴らしい仕事をし、あらゆる文書を準備した。私は、これら全ての文書が私たちを実質的な成果へと導くことを期待している。そして、多くの欧州の人々も私たちの側にいるという大統領の意見に同意する」と述べた。
また同氏は、ウクライナと米国のチームは和平協定案や安全の保証、またそれらの文書を実現するための段階的なアプローチに非常に多くの時間を割いてきたと指摘した。加えて同氏は、「そして、私たちは今からその戦略について話し合う」と述べた。
そして同氏は、戦争終結に関する文書草案の90%はすでに調整済みであることを喚起した。
なお、28日、米フロリダ州のトランプ大統領邸宅「マー・ア・ラゴ」において、ゼレンシキー大統領とトランプ大統領の会談が始まっている。