ゼレンシキー宇大統領、近日中のトランプ米大統領との会談を発表
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、ウメロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記が米国側とのさらなるやりとりについて報告を行ったと伝えた。
その際ゼレンシキー氏は、「私たちは1日たりとも失わない。首脳レベル、トランプ大統領と近日中の会談につき合意した。新年までに多くのことが決まるかもしれない」と書き込んだ。
これに先立ち、25日、ゼレンシキー大統領はウィトコフ米大統領特使とトランプ氏の娘婿であるクシュナー氏と電話会談を行っていた。
その際ゼレンシキー氏は、「本日、トランプ大統領の特別代表ウィトコフ氏及びクシュナー氏と非常に有意義な会談を行った。建設性、集中的な取り組み、そしてウクライナ人への温かい言葉とクリスマスの祝辞に感謝する。この残虐なロシアによる対ウクライナ戦争の終結を近づけるため、そして全ての文書とステップを現実的、効果的、かつ信頼できるものにするために、実に24時間無休体制で取り組んでいる」と書き込んだ。
また同氏は、双方は作業のいくつかの重要な詳細について協議したと伝えた。
そして同氏は、「共通の結果と永続的な平和のために機能し得る優れたアイデアがある。真の安全保障、真の復興、真の平和が、ウクライナ、米国、欧州の私たち皆、そして私たちを支援してくれるパートナー全員が必要としているものだ。本日の私たちのクリスマス合意と、協議したアイデアが有益なものになることを願っている」と書き込んだ。
今回の会談には、ウメロウNSDC書記、フナトウ参謀総長、シビハ外務大臣、キスリツャ外務次官、ブルシロ大統領府副長官、ベウズ大統領府大統領執務室顧問が出席したという。ゼレンシキー氏はその際、外交チーム全体が最大限の力を尽くしていると書き込んだ。
同氏はまた、「ルステム(編集注:ウメロウNSDC書記)が本日中にスティーブ(編集注:ウィトコフ)氏及びジャレッド(編集注:クシュナー)氏と改めて話すことで合意した。結果を近づけることができる日と機会を1つも失わないことが正しいと考えている。本日の私たちの対話が、平和へのさらなる一歩となることを願っている。また、彼らに対し、トランプ大統領及びトランプ家全員への私たちのクリスマスの祝辞を伝えるよう頼んだ。ありがとう!」と強調した。
写真:大統領府