ゼマン・チェコ前大統領「私はプーチンについて完全に誤っていた」
ウクルインフォルム
チェコ前大統領のミロシュ・ゼマン氏(2013〜2023年)は、10年間の大統領職在任期間中の最大の失敗は、ウラジーミル・プーチン露大統領について誤っていたことだと発言した。
チェコのニュースサイト「ヴィネグレト」がゼマン氏の5日のノヴァ局出演時の発言を伝えた。
ゼマン氏は、「私の最大の失敗は、私がウラジーミル・プーチンに関して完全に誤っていたことだ。なぜなら、判断力のない人間だけがウクライナへの侵攻のような戦術的過ちを犯し得るからだ」と発言した。
また同氏は、侵攻はウクライナにだけでなく、ロシアにも甚大な損害をもたらしたと指摘した。同氏は、「認識している者は少ないが、しかしプーチンは自国にも損害を与えた人間だ」と指摘した。
ゼマン氏は、2013年から2023年まで、大統領職を二期にわたり務めた人物。同氏は、ロシアとの協力発展を支持していた他、クリミア占領を受けて西側諸国がロシアに対して発動した制裁の解除を支持していた。