ウクライナ憲法裁判所、大統領任命の裁判官の就任を認めず

ウクライナ憲法裁判所、大統領任命の裁判官の就任を認めず

ウクルインフォルム
ウクライナ憲法裁判所は、11月26日にゼレンシキー大統領が任命した憲法裁判官2名につき、2013年と2018年に任命された裁判官の任期が終わる、ないしはその裁判官が解任されてから両名の就任手続きが行われると発表した。

11月30日、憲法裁判所広報室が同日付判決を公開した

これに対して、ニキフォロウ大統領報道官は、フェイスブック・アカウントにて、「ゼレンシキー大統領は、憲法裁判所が大統領割り当て分候補の空席への就任を受け入れることを拒否したことにつき悲しんでいる。大統領府にとって、それは、裁判システムにおいて集団責任がまた機能し始め、最高裁判所が憲法裁判所の妥協的上層部に有利な判決を下すとの期待した上での、時間稼ぎのように見える」と書き込んだ。

さらに同氏は、大統領は最高裁判所が社会の裁判改革への需要、同改革が国家の経済発展にとって重要な条件であることを認識することを期待していると伝えた。

これに先立ち、11月26日、ゼレンシキー大統領は、憲法裁判所の新しい裁判官にオクサーナ・フリシチューク氏とオレクサンドル・ペトリシン氏の2名を任命していた

なお、2020年12月28日、検察は、オレクサンドル・トゥピツィキー最高裁判所裁判長に対して、証言者への買収を通じた影響力行使の容疑とを伝達などの容疑を伝達している。

ゼレンシキー大統領は、翌日となる12月29日、トゥピツィキー憲法裁判所裁判官を停職とする大統領令に署名、その後、には2021年3月27日、2013年のトゥピツィキー氏とオレクサンドル・カスミニン氏を憲法裁判所に任命するヤヌコーヴィチ当時大統領による大統領令を無効化する大統領令を発出していた。これに対して、憲法裁判官任命の大統領令を無効化することによって憲法裁判官を解任するという手続きについて、その合法性に疑問の声が上がっていた。


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