大統領府、ウクライナEU首脳会談を重要な成功として評価

大統領府、ウクライナEU首脳会談を重要な成功として評価

ウクルインフォルム
ウクライナ大統領府のイーホル・ジョウクヴァ副長官は、12日に開催された第23回ウクライナ欧州連合(EU)首脳会談は、ウクライナ・EU間の政治対話発展と統合深化にとっての重要な段階となったと考えている。

大統領府広報室が、ジョウクヴァ氏の見解を公開した

ジョウクヴァ副長官は、「EUもウクライナも発展しており、私たちの関係は徐々に野心的となっている。それに伴い、私たちの協議結果、将来の計画も拡大している」と発言した。

同氏は、同日採択された25項目の重要な成果と合意の記載された共同声明に注意を向け、「声明がこのように大型であることが、ウクライナとEUの二者間議題が段々拡大し、より包括的となっていることを示している」と指摘した。

同氏は、共同声明は大きく外政、経済、改革の3つのパートに分けられると説明した。

また同氏は、経済パートでは、経済分野での成果が示されるとともに、ウクライナのEU市場へのより深い統合といった今後の展望が記されていると指摘し、「非常に象徴的なのは、ウクライナの欧州展望と欧州的選択に関する項目にその文が現れたことである。そのような結びつけは今までなかった」と説明した。

さらに、同氏は、声明には、連合協定の履行、欧州市場との統合におけるウクライナの主な達成が指摘されており、加えて、いわゆる「産業査証免除」協定のような、今後の計画も記載されていると伝えた。

外政パートでは、安全保障問題に多くの注意が割かれたとし、7項目が同分野に当てられていると説明された。ジョウクヴァ氏は、これまで同様、EUによるウクライナの主権・領土一体性支持に並び、ロシアがドンバス紛争の当事者であることが明記されていることを指摘した。また、クリミアの脱占領の必要性、クリミア・プラットフォームと同宣言への支持が表明されていると説明した。

同氏はまた、現在EUでは、リトアニアのサポートによりウクライナへのEU軍事諮問訓練ミッションの活動開始の可能性が検討されていると指摘した。

さらに、「首脳たちは、EUが2022年を欧州防衛の年と定めていることを考慮しつつ、また、欧州全体の安全がウクライナの安全に左右されることに注意を向けつつ、同分野(編集注:安全保障分野)における連携と対話を強化することで合意した」とコメントした。

改革パートについては、同氏は、EUがウクライナの裁判改革と採択された関連法を支持していることが記載されていることを指摘した。さらに、汚職対策政策における成果が指摘されていると伝えた。また、EUがゼレンシキー大統領の脱大富豪(オリガルヒ)分野の努力を指摘し、関連法の採択を歓迎し、同法の完全な履行の必要性を指摘していることを説明した。

ジョウクヴァ氏は、首脳会談における重要な議題は欧州のエネルギー安全保障だったと伝えた。「ロシアがガスを武器として利用している時、私たちは、首脳会談時にそのことについて話さないわけにはいかなかったし、共同声明に書き込まないわけにもいかなかった」と説明し、共同声明においては、ロシアがガスをウクライナに対する武器として利用する権利を持たないことが明記されたと指摘した。また、同氏は、EUが改めて2024年以降もウクライナを通じたガス輸送を保証することを支持したと伝えた。さらに、いかなる新しいガスパイプラインもEUの第3エネルギーパッケージ法の要件を満たさなければならないことが明記されたと指摘した。

さらに同氏は、「共同声明にも書かれたことだが、首脳会談の結果として、エネルギー分野のハイレベル対話の開始について合意されたことが非常に重要だ。それは、ウクライナが全ての国、全てのEU加盟国と、ガス問題だけではなく、(エネルギー分野の様々な)対話に加わることを意味する」と説明した。

加えて同氏は、今回の首脳会談にて、オープンスカイ協定への署名が行われたことを喚起しつつ、今回の協議のインフラ分野の主要議題は、自動車輸送の自由化と航空輸送分野の共同プロジェクトであったと伝えた。

その他、同氏は、今回、EUの研究・イノベーション支援プログラム「ホライゾン・ヨーロッパ」と文化・クリエイティブ産業振興策「クリエイティブ・ヨーロッパ」へのウクライナのアクセスに関する協定への署名が行われたことを喚起した。

ジョウクヴァ氏は、総括として、「概して、第23回首脳会談は、ウクライナとEUにとって共同の成功となった。本日、重要な総括が行われ、来年に向けた優先課題が定められた」とコメントした。


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