ウクライナ全土で事故後の電力供給復旧=シュミハリ宇第一副首相
ウクルインフォルム
ウクライナのシュミハリ第一副首相兼エネルギー相は1月31日、同日日朝に発生したシステム事故の後、電力技術者たちがウクライナの全州で電力供給を復旧させたと報告した。
シュミハリ第一副首相がフェイスブック・アカウントで伝えた。
シュミハリ氏は、全ての地域が計画停電に戻りつつあるとし、高電圧線及び変電所は通常体制で稼働していると書き込んだ。
また同氏は、「電力技術者らは最大限迅速に対応した」と指摘した。
同氏はさらに、本日の本部会議において、朝に生じた事故の原因を分析したと伝えた。同氏によれば、朝、1分間隔で高電圧ラインの事故が2件発生、これにより、国内7州でカスケード式の停電が引き起こされたという。また、サイバー攻撃や外部からの介入は確認されなかったという。同氏はその際、暫定評価によれば、今回の事件は送電線及び設備の結氷が原因で発生したと伝えた。
また同氏は、「本日、北部、中部、オデーサ州が深刻な状況にあった」と指摘した。
キーウでは、1月31日夜、クリチコ市長がテレグラム・チャンネルにて市内の全地区で水の供給が再開されたと報告した。
電力会社「ウクルエネルホ」は、テレグラム・チャンネルにて、ウクライナの全地域では、2月1日は終日計画停電が適用されると報告した。
同社は、送電制限の理由として、これまでのロシア軍によるエネルギー・システムへの攻撃による被害と、ウクライナ全土の極寒によりエネルギー消費水準が高いことを挙げている。
そして同社は、「全ての地域で節電の必要性が続いている。強力な家電の使用は、順番に使って欲しい。可能であれば、電力を大量消費するプロセスは23時以降に先送りして欲しい」と勧告している。
これに先立ち、1月31日、ルーマニア、モルドバ、ウクライナの電力システム間で技術的障害が発生し、同時停電が発生していた。これを受け、キーウでは、市内全地区で水供給が停止していた。